26年ぶりの「日本シリーズ」制覇!
今年のプロ野球「日本シリーズ」で、横浜DeNAベイスターズが福岡ソフトバンクホークスを4勝2敗で下し、26年ぶり3度目の「日本一」になった。
前回の「日本一」は、守護神である大魔神・佐々木主浩投手や「マシンガン打線」と呼ばれた強力な打撃陣を擁していた1998年のことだ。
前身である大洋ホエールズが1960年に日本シリーズを制して以来、実に38年ぶりの「日本一」だった。
1998年に優勝を決めた直後、主力の一人だった波留敏夫選手は、
「また38年後に会いましょう!」
と叫んで周囲の笑いを誘った。
当時は誰もがそれを冗談だと思っていた。だが、「日本一」から遠ざかることが10年、20年と続き、ファンの間でも、
「次は2036年か・・・」
と、あのときの言葉が現実味を帯びてきていたところだった。
今回のベイスターズの日本シリーズ制覇で、一番ホッとしているのは波瑠氏かもしれない。