猫の手も借りたい・・・
教員不足の問題は、益々深刻になっているようだ。
たとえば、熊本市教育委員会が6~8月に実施した2025年度の市立学校教員採用試験では、合格者数が262人にとどまり、採用予定数だった314人を52人も下回ってしまった。
退職者の増加、小学校全学年での35人学級制の導入、特別支援学級の増加などで教員の必要数が増えているのに対して、志願者の数が追いつかない状況だ。
・・・また、育休や産休を取得したり病気で療養したりする教員の代替を確保することが難しいために生じる「欠員」の問題も深刻で、教員の不足人数は年度当初と比べて9月の時点では1.3倍にまで拡大しているという。
・・・もはや、
「猫の手も借りたい」
という状態を通り越して、
「猫が教員免許を持っているなら採用したい」
というレベルだろう。
そして、こうした教員不足の影響を最終的に被るのは、学校に通う子どもたちなのである。
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