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正解がないことへの不安

久しぶりに雨が長く続いた。
雨の日は嫌いではない。
雨の日はサボっても良い。そんな気がする。
せっかくの良い天気だからあれを終わらせないと!
ではなく
雨だから出来ないな、仕方ないや
そんな気持ちになれる。

春を迎え入れたが我が家にはこたつがまだ出ている
長時間入っていると汗ばむが
こたつに入って雨が降りつける田畑を眺めながら
1日考え事をしていた。

「私にできること」「私がしたいこと」「私の抱く疑問」「私の描く理想」…

私は障害者施設で働いている。
3年目に入ったが、利用者様への関わり方は間違っていないか、いつも考えてしまう。
私のやっている事は本当にその人にとって望ましい事なのだろうか。

「支援に正解はない」これが難しい。
正解があるものに向けて努力する事が得意なわけではないが、やっている事が正しいかどうかがわからないと心が折れてしまう。
そんな時に、利用者様が答えてくださる笑顔や変化が私の心を救うものとなる。
しかし、障害が故に支援者に想いが伝えられない方は多くいる。
それは、嫌なことももちろんだし、もっとこうして欲しいなどの要求も含めてだ。
憶測、推測、その人の思いを想像する事は必要であるがそれが全てではないことは絶対である。
だからこそ、私たちは悩んでしまう。
「本当にこの支援は正しいのか」と。
その悩みを前向きに考え乗り越えることができると
仕事へのやりがいがまた増えていくのだろう。

この1日で調べ物をし、さまざまな世界を知ることができた。
私の経験を活かせる世界。
そして、私のような障害者支援の悩みを持つ人を支える仕事。
それもきっと正解はないのかも知れないが、支援者を支える人は必ず必要であると考える。

支援者を支える人がいることで、支援者の心に余裕ができる。
余裕ができた心で行う支援は、きっと不安を抱えながら行う支援よりも良いものとなるだろう。

社会はそれぞれが支え合って成り立っていること、当たり前なことなのだろが強く感じた。

人を支えるために人に支えてもらわないといけないし、もっと人を頼ろうと思えた。

そんな仕事があることも頭の片隅におき、また明日から頑張ろう。ボチボチ!

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