#DXあんとれ1st #SUNABACO 8日目 走り書き
7回目から始めました。ドイさんに倣い、前回のリンクを貼っておきます。
8日目は「ソーシャルイノベーション概論」
ソーシャルでイノベーションとは。
「新しいことをやること」について。
アントレプレナーシップとは
和訳では起業家(企業家)精神。
でもイノベーションは身近にはない。起業家でもない自分に関係があるんだろうか。イノベーションは遠いように感じる。
イノベーションという概念をつくった人の言葉
つまりは、資本主義社会の最も中心となる考え方はイノベーションである。
今までとは違うやり方で、はるかに良い方法にする。資本主義社会でいきるなら、持っていないといけない考え方。
今までのやり方が通用しなくなる。それは当然のこと。新しいものは古くなり、新しいものに置き換わり片付けられる。
それは、健全なこと。いいことである。という考え方。
起業家精神は、単なる最適化よりもはるかにリスクが小さい。
変わらないことは、変わることよりもリスクが大きい。
変わっていくことを当たり前とすることは、今までのことを上手に改善するよりも良い。
例:写真フィルムの例
古いものは新しいものに置き換わる。変化を肯定的に捉えた方がリスクが小さい。それは今後もっと加速するだろう。
時代の変化の波:大企業の破綻、学歴神話の崩壊。etc
Amazonの撤退した事業リスト
両利きの経営ということ?
→ 今回フォーカスするのは、新しいことをやることについて
新しいことにチャレンジする。変わらないことのリスク。
「新しいことをやる」について
お客さんにとって、解決策が本当に必要かどうか
解決策が本当にみんなにとって良いかどうか。
それを小さく作ってやってみて、本当に必要かどうか。
実証して検証すること。
何が正しいか分からないので全てにおいて検証をして進める。
お客さんに対して有効な解決方法とは何か。
例えば、PMF
撤退も重要だよね
→ 何が正解かわからない中で、どう検証して確認して進めるか。
本題とは逸れるけど参考図書。読もう。
新しいことをやるについて、何を選択したらいいの?
新しいことをやるについて、「選択」と「集中」
日本的な「選択」と「集中」とは違う。
「当たり馬券」だけ買うと、周辺分野が弱くなる。
「予想できない当たり」を当てるチャンスがなくなる。
人には頭の中から真に新しいものを予想できない。
セレンディピティ
思いもよらなかった偶然がもたらす幸運
セレンディピティの使える方の考え方
たまたまを、起こしやすくする。
プランドハップンスタンス
これ(選択)とこれ(選択)とこれ(選択)にする、よし!
ではない
いろんなものに手を出して、その中からうまくいったものを選ぶ
真に新しいものは、たまたま生まれる
研究対象はたくさんある。それを全部やる。うまくいったものが出てくる。それに力をいれる。周辺分野もある程度やる。
全体として大きくなっていくイメージ。
ひとは、未来予知はできない。
優先順位をつけますか?
→ ひたすら新しいことをやるには、人の作為を入れない。
当たると思うものを徹底的に排する。
今回の回においては、今までと判断の軸が異なる部分がある。
「全く新しいことをやる。」
これには今までやってきたことを丸っと捨てる。
需要がわかることがなくなってきている。
需要の移り変わりが激しくなってきている。
今までうまくいっていたことはうまくいかなくなっていく。
「未来予知して、先の需要をあてに行く」が難しくなる。
チャレンジのリスクをイノベーションのベネフィットが大きく上回る=イノベーションなしに生き残れない!
だれしもがアントレプレナー精神を身につける必要がある。
データをもとにする。優先順位をつける。そうしたロジカルなことは、「全く新しいことをやる」には邪魔になる。一度手放す必要がある。(今までの話と真逆のことになる)
イノベーションとは何か
イノベーションとは今のやり方の延長線上ではなく、新しい解決策を提示すること。
イノベーションというと、モノを作ることだと思われる。実は違う。
イノベーション 5つの類型
新しい製品/サービスの創出(プロダクト・イノベーション)
新しい生産方法の導入(プロセス・イノベーション)
新しい市場への参入(マーケット・イノベーション)
新しい資源の獲得(サプライチェーン・イノベーション)
新しい組織の実現(オーガニゼーション・イノベーション)
ヨーゼフ・シュンペーター「経済発展の理論」より
iphone: iPodとブラウザと電話を合わせた新しい発明
ユニクロ:企画から販売までを自社完結してコストダウン
コマツ産機: 予知保全
パズドラ,チョコザップ,JINZのプルーライトカットメガネ
りらくる
Netflix (書籍 no rules)
ここで重要なのはイノベーション=新技術の開発ではないということ。新しい技術が必要、機械が必要というわけではない。
ドローン、セグウェイなどの事例
世の中にどんな新しい価値を提供しましたか?
マーケットイン
顧客のために良いモノを作れば、テクノロジーの進化があればイノベーションといえるか。
顧客・町・世の中にとって都合がいいか
そしてそれを社会に実装しているか
社会システムに組み込んでいないと
インクルーシブなイノベーション
イノベーションの指す領域、技術から社会に変わってきてる。
新しい変革を生み出すには、社会全体をより良くするソーシャルイノベーションでないとできない
社会一体となってやっていかなければ、社会一体となって良くならない。
行政・民間・市民 あらゆる人にとって、みんなにとって都合が良いモノでないといけない。
今までも良い、これまでよりも良い社会の実現
技術者以外も起点になる。
では、どういう資質が必要なのか
バウンダリースパナー(境界を超える人)
ロジカルに、一つの観点から合理的な形にしてみたら、別の組織にとって大変困ることでした。ということになる。
組織の文化的な背景や、他の分野への理解などがあ
る。利害関係を調整する人が必要。
パブリックリーダーシップ
あらゆる関係者の利害を調整する
価値が合理的なプロセスによって生み出される
組織体が変化に対応できる
関係者が動機づけされる
ものごとが関係者にとって意味付けされる
関わる人たちにとってインセンティブがある
これができないと、異なる組織体の人を合意させることができない
ハレーションが出ない形にする。割を食うところに対して、反対されない形をとる。
組織体に対するデザイナーの力
ロジカルシンキングは既存のものから生み出す手法。
ロジカルシンキングはイノベーションの阻害である。
ロジカルシンキングは自分の頭の中からだけで答えを導き出せるという驕りであり、捨てなければならない。
ロジカルシンキングを破壊する力
ロジカルシンキングは合理性の高い考え。これでは偶然性から生まれる価値のあるモノを予測できないし、掴めない。
ビジネスコンセストに出して受賞するもの
合理性があるとみんなが思うもの
みんながわかりそうなもの。人に理解されるもの。
それは、合理性があると思えてしまう。イノベーションには繋がらない。
ロジカルの反対ー>アート
意図的に取り入れる
計画的な偶発性をねらう
イノベーションとは集団の成果である
新しいモノを生み出す元は、天才がいなければ生まれないかもしれないが、同様に環境が整っていなければ生まれない。
ロジカルにデザイン思考的に進めるところと、それを捨て去り、計画的に偶発性を高めることも両方が重要
今日いちの感想
守る人も変わる人もどちらも幸せになるようにデザインする。そのためには、テクニックが必要。 簡単ではないし正しいとも限らない。
SUNABACOの「よく見てよく考える。」とはそういうことなのかも。
目の前の誰かのためにやること、それは儲け度外視のことだったりする。でも社会全体のためになること、それがイノベーションとは無縁ではないのは目から鱗。
Googleの"Don't be evil" 「邪悪になるな」、悪事を働かなくてもお金を稼げる。これをやるための手法を教えてもらってる。
DXアントレプレナー講座、1月にも開講するらしいです!
気になっている方は要チェックです。
とにかく行動あるのみ。
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