糖は妊活にブレーキをかける
妊活支援士はるみです。
糖質は細胞を老化させる、と言われています。
そのため、細胞若返りのために糖質制限されている方も多いようです。
妊活の主役である卵子と精子も、他の細胞と同じように糖質の影響を受けます。
それは単純な「細胞の老化」だけではありません。
卵子への影響
今までに、糖尿病、あるいは糖尿病予備軍と言われたことがなくても、食事のあとの血糖値はだれでも普段より上がっています。
こういった血糖値の乱高下によって、ホルモンの過剰分泌が起こったり、本来分泌されるより減少してしまったりして、排卵障害につながる可能性があります。
仕事で頭が疲れる15時ごろには、「3時のおやつ」と称して、お菓子やチョコを食べずにはいられない…
なんて人もいるかもしれませんが、おやつはひとまず、フルーツに変えてみませんか?
それが無理な場合は、おやつの量を少し減らしてみましょう。
精子への影響
糖の摂取が多い場合、精子濃度が薄くなる、という調査結果があります。
また別な報告では、糖質の多い食事をする人は、精子の運動能力に異常が出るとレポートしています。
この場合の糖質は、炭水化物も砂糖も同じくくりです。
つまり、主食が好きな男性、スイーツが好きな男性、甘い飲み物が好きな男性、お酒が好きな男性は、要注意。
精子に異常が出る場合があります。
ストレスと糖と妊活の関係
漠然とした不安やストレス解消のために、甘いものに走っていませんか?
特に妊活中は気持ちも落ち着かず、つい甘いものを手に取ってしまう…
なんてことも少なくないかもしれません。
でもそれは、逆にストレスを増幅する行為なんです。
甘いものを食べ過ぎると、急激に上がった血糖値を下げるためにインスリンが分泌され、血液中の血糖値の値が下げられてしまいます。
そうなると、逆に脳が糖分不足になり、疲労やイライラなどのストレスにつながります。
そしてまた甘いものを…と言う、負のスパイラル。
ずっとストレスを解消することができません。
ストレスは、不妊の大きな原因のひとつと言われています。
甘いものに頼らずにストレスを発散できる、自分なりの方法を見つけることが大切です。
いかがですか?
糖質自体は決して悪者ではありませんが、摂り方や摂る量には十分注意しましょう。
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