こうすけ

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新しい公共の場の使い方

今年のゼミ活動のほぼ全てがオンラインといっても良いほど、1年間を振り返るとzoomの利用回数が多かった。先生からzoom under the skyの実践を推奨された時の心情としては、どちらかというとポジティブに捉えることができた。自分は無機質な教室や自室などの四角い箱の中で物事に取り組むのが嫌いで、中学の頃から宿題は決まってカフェや人の多い場所で取り組んでいた。なぜその方が集中ができるのか、言語化するのは少し難しいけれど、周りに集中している人がいたり、景色の変化を適宜変える

    • 一瞬だった夏

      私は一年生の頃から大学の新歓祭、学園祭を主催する委員会に所属しています。 例年4月にはどの大学でも新入生歓迎祭にてサークルが新入生の勧誘を行いますが、この状況下において例年通り行えた大学はなかったのではないでしょうか。 私の通う法政大学もまさにそうで、実行委員会という立場上様々なサークルの方とやりとりをしていますが、どの団体も新入生の勧誘には手こずったようです。サークルや学生団体という文化は昔から大学に存在していて、現在でも新入生が友達を作る大切なコミュニティです。そのため、

      • 思考の変化

        多くの大学がオンラインでの講義を強いられる中、法政大学でも全授業をオンラインで受講することになった。もちろん教授陣も今学期の講義方式について混乱していたと思うが、学生側は情報すら手元にないために余計に混乱していたように感じる。特に、講義内容については学生センター側の期日になっても開示しない講義も見受けられ、学生としては履修を組むことがとても難しかった。事実、講義内容を理解できないまま履修申請してしまった講義も存在した。 オンラインでの講義方式は大体3スタイルに分類される。ま

        • 2時間の変化

          私たち、全世界の人類がこのコロナウイルスの影響の中でどう行動するかが試されている。日本では緊急事態宣言により外出の自粛が求められているが、それはもちろんのこと自由な時間が増えた分、家の中でどのように過ごすのかにより生活の質が左右される。 いきなりだが、緊急事態宣言が続く中のだらしない大学生の1日を考えてみよう。 授業はまだ行われないのでで昼ごろまで寝ている。そしてお昼ご飯は食べることなく夜までダラダラ。適当に食事を終わらせ、洗濯と風呂を済ませる。その後夜からゲームを再開。眠

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          悩み

           今年は学園祭に振り回された一年だった。僕の中での学園祭とは、まさに越境活動。普段大学では友達として接しているけれど、業務の間は仕事仲間。他愛もない会話をする中も、業務中は積極的に「もっとこうしてはどうだろうか」といったように、自分の意見を発信している。僕は渉外局員であるから、企業の人ともやりとりしなければならないし、協賛を得るためにプレゼンしなければならない。学園祭当日は、普段の大学校舎を学園祭の場として作り上げる。学生なのに学園祭を大学で作り上げる非日常体験と、企業とやり

          後悔しない生き方

          秋学期が始まる一つの区切りに、改めて考えてみた。後悔しない人生ってどんなだろう。大体の大学生はそれを職業に置き換え、まずは後悔しない職業選択として、就活を頑張る。そして社会人になったら恐らくそんなことよりも、後悔しない家族との時間だとか、後悔しない社会との生き方という考えに変化する。長岡ゼミではどちらかというと後者に重点を置いて、今のうちから未来を先取りした考え方を身につけようとしている。このマインドセットはとても大切なことだが、正直自分の中に不安がないとは言えない。もちろ

          後悔しない生き方

          境界線

          長岡ゼミ2019年度も、既に約半分の活動が終わった。前期は考え方の構築、後期はその考え方を元に越境活動をしていこうと考えている。考え方の構築とはいうものの、自分の思う"理想の考え方"とは何だろうか。正直自分の素の考え方というのは、例えばビジネスなどに例えると、利益追求型なのだと思う。この長岡ゼミではこの考え方を持っている人にはあまり向いていないのはわかった上で、ゼミに入った。何故ならその考え方が生きていく上で、いつか仇となるのではないかと思っていたからだ。事実、祖父や母などに

          読書革命

           正直本を読むことも、文字で自分の意見を書くことも苦手だし嫌いだ。原因はこれまでいかに本を読んでこなかった自分、子供っぽい自分がいけないのは分かっているけれども、それでも本は変に理屈臭いと感じるし、もっと簡潔に書いてくれないものだろうかと思ってしまう。だから今回のカフェゼミのサブゼミは正直自分自身が楽しめるのか、うまくいくのかは不安だった。でも逆に、これまでの読書の形に革命を起こすかもしれない読み方については楽しみであった。  ABD (Active Book Dialog

          読書革命

          利潤最大化の必要性

           先日のカフェゼミは、自分にとって初めて開催する立場になった日であった。ワークショップはそもそも全員が参加する立場でなければいけないから、と教わったので自分が開催する立場であり、それと同時に参加する立場でもある立ち位置を、うまく両立できていたかどうかは反省点であった。  長岡教授も言っておられたが、今回のカフェゼミでのテーマ「利潤最大化を目指さないビジネスの可能性を考えよう」は、非常に難しかった。障がいを持った方々にも健常者と同じ給料で、同じ仕事の立場で働いて欲しいという「公

          利潤最大化の必要性

          長岡ゼミを選んだワケとひとつの区切り

           noteのようなブログを書くことはあまり経験がないから、毎日ではなくて少しずつでも続けることを大切にして書いていこうと思う。  僕が長岡ゼミと出会ったのは去年の秋頃。元々は安藤ゼミに入ろうと思っていた僕にとって、長岡ゼミとの出会いは偶然だった。というのも、私は法政大学に自己推薦で入学したため、その際に面接や小論文で、大学に入った後の生活について書かなければならないと感じ、ゼミのことについて書いた。安藤ゼミはまさに経営学部らしいというか、しっかりと縦のことを深く学ぶゼミのよ

          長岡ゼミを選んだワケとひとつの区切り