Appleに関するウワサ話と付き合う方法(上)

Appleに関するウワサ話と付き合う方法(上)

Appleが開催する開発者向けイベント「WWDC」を前にして、いろいろな噂話が飛び交っています。開発者にとっては、これから先の動向がわかるとトクをすることも多々あります。

Apple-Style
http://www.apple-style.com

このあたりを中心に、リンクされているBlogを読んで回っています。

自然と、Appleのウワサ話には敏感になります(筆者だけかもしれませんが)。

Appleに関するウワサというのは……いわく、未発表の新製品がこうなるとか、こういうサービスがはじまるとか。

ウワサ話を肴に友人と無駄話をするのは楽しいことですが、上司や顧客に「こんなウワサが……」と説明しても信じてもらえないでしょう。

ウワサ話の情報源が何を意図して流布させているのか、このウワサ話の信憑性はどれほどのものか、ウワサ話を一時の娯楽とせず長期的に検証することで、Appleの内部でどのような「思考」が行われているのかをひもとくことも、不可能ではないはずです。

■ウワサ話の出所はどこ?

さまざまな出所があります。海外のWebサイトだったり、技術系のニュースサイトだったり、Apple系のウワササイトだったり。

では、そのニュースソースはどこでしょう? これまでのウワサ話やリーク情報の出所といえば、

 (1)アナリスト
 (2)生産委託先のメーカーの従業員
 (3)Appleインサイダー
 (4)Apple上層部

といったものが主なものでした。

(1)は、業界動向について分析する証券アナリストなど。
(2)は、生産ラインに流れていた未発表の製品の部品の写真を撮ってニュースとして売ったようなケース。
(3)Appleの従業員からの意図する、あるいは意図しない流出というものもありました。1990年代後半のAppleの混乱・低迷期には毎週のように発売もされない新製品のウワサ情報がもたらされていたほどです。

意外なところで、

(4)が最も多いウワサ話の情報源のように感じられます。

(匿名の)上層部から出てきた話だからといって正しい話である保証はありません。とくに、別の意図(漏洩元の特定とか)を持って流される「ガセ情報」である可能性があります。

たとえば、新製品が従来製品よりも値上げされるような場合、事前に「大幅な値上げがある」といったウワサを流しておいて、実際の製品を見た一般消費者に「ウワサほどには高くなかった」と安心して購入させるという、「ショック緩和」の効果をねらったりします。

正しい情報や間違った情報を面白おかしく脚色して流すことで、人々の興味を喚起し、広く一般に情報を流布するのが、Apple的な情報戦略なのでしょう。

■ウワサ話の飛び交う季節は?

ウワサ話がよく飛び交う「季節」というものがあります。WWDC開催前の3〜6月、iPhone新製品が例年発売される9月、ブラックフライデー(11月)前の9〜10月です。

Appleについては1年中なにかかしらの「ウワサ」が飛び交っているものですが、とくにその時期になるとウワサの流量が増えます。

また、かつてその製品が発表された時期と同時期(iPadだと2〜5月)には憶測を含んだウワサの数が増えます。

次回は、Appleに関するウワサ話が本当の内容なのか、偽物の内容なのかを考える方法をご紹介します。


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ぴよまるソフトウェアCEO。Macを使った仕事のワークフローを自動化して、勝手にMacに処理させるシステムを多数開発。Appleに先駆けること10年以上前に日本語でMacに命令できるSiriっぽいシステムを開発。Blog http://piyocast.com/as/