なぜ私は3Pの後、3人で蕎麦を食べたのか?そこで得た学び【言えない話】
なぜ、蕎麦屋?なぜ、3人?
頭の中がそんな疑問だらけのまま、
ずるずる、ずるずると私はざる蕎麦をすする。
今日、私はなぜか突然3Pをするハメになった事後、
店主風のおじさんが「蕎麦、食べてく?」と聞いてきた。
今から? 「え、別にお腹空いてn」と言おうとしたら
有無を言わさず、ざる蕎麦が出てきた。
3人で並んで食べた。
カウンターで。並んで食べた。
味はしなかった。つけ汁はぬるかった。
ずるずる。ずるずるーーー。
これほど、気まずい蕎麦の味を私は知らない。
京都では、帰ってほしい相手にぶぶ漬けを出すという説があるが、
この謎空間では「ざる蕎麦」が帰って、の合図なのか?
別次元の京都?いや、帰りたいんだけど!帰るって言おうとしたんだけど!
じゃあさ、逆に私がざる蕎麦を差し出したらさ、あんたらは居なくなるの?(ブチギレ)
いかん、混乱してきたが。
なぜ、こうなったのかと冷静に考えてみた。
なぜ、私は性欲に負けてしまったのか?
試合後の解説をしていく。
ある秋の話。
私は、ある仕事関係で1週間ほど、多忙な期間が終わり、「ちょっと遊ぶか…..」と意気揚々と出会い系アプリを開いた。
そんなタイミングで、年下のうぶそうな男性から「会いませんか?」というメッセージがあった。
しかし遠い。
それでも可愛い男が好きな私は、
スーパーの半額セール品に食らいつく人のように、飛びついた。
鼻息を荒くしながら「どこで?」と送信。
向こうから送られてきた住所は、
市街地中心部から離れた、住宅街。
学生風の若い男が
一人暮らしをするには
似合わない場所だった。
少し不思議に思ったが向かってみた。
待ち合わせの時間は昼間。
よく晴れた青空だった。
着くと、
そこは蕎麦屋だった。
異様だ。
しかし、残念ながら、
私は異様なシチュエーションであればあるほど、
興奮して盛り上がってしまう人間だ。
私は、そそり立つものをおさえながら足を踏み入れた。
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