【ネタバレなし】孤狼の血
公開初日の朝イチ、観て参りました。
今回は結論から先に言います。
ということです。
公開初日に行くくらい楽しみにしてたかというとそうでもなく、予告編で観てて、「あー面白そうだな」くらいだったので、いち早く観たかったからというよりも、タイミング的にここしかないんじゃないかと思い立って観てきました。
朝イチの映画、いいですよ。六本木ヒルズも空いてて。
席も当日買っても空席が多いのは朝イチだけ!
さて本題。
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【孤狼の血】
この映画はですね、ヤクザ映画のように見えますが、ヤクザ映画ではありません。いやヤクザ映画なんだけども。
厳密には「ヤクザのような刑事」の物語です。
謎や伏線もあり、バイオレンスもあり、見事な昭和臭も再現し、
かつ、豪華キャスト陣が大好きな広島弁を使いまくるけぇ、それだけでキュンキュン来て見応えがあるんじゃがのぅ。
役所広司は文句なしの演技力。
ヤクザも黙る豪快ド派手な暴れん坊の厄介者刑事ですが、繊細な裏付けと揺るがない信念を持つ孤狼。
その孤狼と組まされ、とある真実を追いかける若手刑事・松坂桃李
江口洋介はクールで義理堅いカリスマ性ある若頭。
その組と敵対する組の非情な若頭には竹ノ内豊。
その他にも真木ようこ、ピエール瀧、石橋蓮司、滝藤賢一、などなど脇役も豪華な陣容。詳しくは映画公式サイトの人物相関図をば。
が、
一番心に残ったのは中村倫也(なかむらともや)。
G〇〇gleでイメ検すると、なんとも可愛らしい童顔な俳優さんなんだけど、
この映画では、ジャックナイフ、狂犬、といったような通り名があいそうなジャンキーなチンピラです。
ヤクザ映画と言うと、役柄がある程度決まってて、それなりに貫録や渋みがある俳優さんが出てきて、いい意味でも悪い意味でも型にハマりがちなんだけど、この作品の中村倫也は普段とはまるっきり違う表情とキャラで、心に残りました。
てなわけで、そこそこバイオレンスもありますので、目を伏せてしまう部分もあるかもしれませんが、
広島弁×昭和ノスタルジー×バイオレンス×人情×根性×サスペンスの融合
をお楽しみください!
じゃあのっ!
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