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哲学と宗教について

哲学は難しい学問だと思われがちかも知れない。だけど哲学的思考方法を一度身に付ければ全く難しいことはない。そして哲学は世の中が不安定になった時、心を強くしてくれる、心の筋トレのような学問だ。

ぼくが哲学に惹かれたのはフリードリヒ・ニーチェの本を購入して何気なくページをめくるようになり、「人生をコンテンツ化すること」を意識するようある編集者から教えられ、物事を俯瞰し多角的に見る必要があると感じてからのことだ。

ニーチェは実在主義と呼ばれるグループに属し、「神は死んだ」というフレーズが特に有名だ。近頃「神ってる」とか「神対応」など「神」という言葉がメディアには頻繁に登場しているが、ニーチェが言うように神なんてこの世界には存在せず、存在するとしたら「細部に宿る」ものであるか、自然の中の人智を超えたものであるとの考え方が、無神論者(あるいは多神論者)であるぼくにはしっくりくる。

一神教(キリスト教、イスラム教、ユダヤ教)を信仰する人々は、必ず自分が信じる神が正しいと信じる人々なので、宗教間には必ず争いが起こる。
だけどホントはどの宗教も始まった頃は物凄くまともだったのに、宗教とお金が絡んだことによって、互いの宗教は相容れぬ存在になってしまったのであろう。

企業にしても宗教団体にしても、組織というものは創業者や開祖は善良だったのに、その教えをしっかり受け止めず、上手いこと利用しようという引き継ぐ人々が曲解した結果、へんてこな組織になってしまうのだろう。

ぼくの会社の創業者が残した言葉を最後に書いておこう。

「最もよく人を幸福にする人が最もよく幸福となる。」


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