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10(てん)

いつの間にか10回目。
今のところそこまで苦になってないな。辛かったら続かないので。

逃げ癖と怠け癖があるので、しんどいと思ったらどんな事でもすぐに放り投げる人間です。
自炊しんどいからやめる、服選ぶのしんどいから全身黒で統一する、仕事しんどいから辞める、みたいな感じで、自分自身の中での「しんどい」が基準を超えるとどんな事でもやめます。

理解ができないという人もいるだろうけど、理解されたくてやっているんじゃない。これは私が死なない為に必要な生存戦略なので、他人なんて知ったことではない。
だから「しんどい」を避ける為ならばどんな人間であろうと利用するし、犠牲にする。そこに於いては何をされても一切揺るがない。

私は自分のメンタルが弱いのを12歳で自覚した。
このままじゃ他人に利用され踏みつけられ続ける人生になってしまうと悟った。だからこそ心が死なないよう、過剰なまでに防衛することにしている。
それによって頭イカれてる、自己中心的すぎるって言われることもあるけど、逆にそう思われていた方が人生楽に生きられる。自分の人生なのだから、他人に何を言われても変えるつもりはない。

そもそも人間は死ぬ時は独りなのだから、他人に対して完全に心を許さなくても良いと思っている。だから他人に期待もしないし、裏切られても傷付くこともない。心の中に何層もの壁を作っておいて、この人にはここまでは許そう、と自分の中で踏み込ませる領域を決めてコントロールしている。

ただ、予想以上に無遠慮に心に侵入してきたり、鋭い言葉の刃でその層を壊そうとしてくる人間に出会う時もある。
その場合は独りで抱え込まずに吐き散らす。SNSでもいいし、第三者に話を聞かせるでもいい。どういうことをされてその時にどう感じたかを言葉にして発散して、感情を消化することによって、自分の中ではケジメがつく。
しばらく傷は残るかもしれないけど、最初にしっかり感情を処理していれば時が経てば忘れる。ふと思い出したとしても「そういや前にアイツにムカついた時はTwitterで愚痴ったなあ、その時はこう感じたなあ」と客観的に見られるので、冷静になれる。

あちこちで恨み買ってる自覚はあるから、良い死に方しないだろうな、いつか刺されて死ぬかもなと思っている。ただ、私は早く死にたいって常々思っているから長生きさせられる方が罰なんだよな…と気付いて、これまでに失敗した未遂の回数を思い返して悲しくなった。

それではこの辺で。

本日の執筆BGM
for you/宇多田ヒカル

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