トラウマにて・・・引っ越しまで4日

どうもレッスンです。
なんとか生きております。

これは芸人としてトラウマ的に滑った時の話をします。


芸人だから滑るときはしっかり滑ります。
そのなかで印象的に滑った時の話しです。

2016年1月1日 浅草リトルシアター正月公演

これが僕のなかで恐らく一番滑った日です。

正月1発目で、爆笑とっていい一年にしようと思っておりました。
しかも浅草は正月もあって、初詣帰りのお客様がたくさんいて超満席でメチャクチャいい日でした。

そもそもリトルシアターは1時間の公演を一日に5回やるのですが、正月の場合9時~19時までの10回公演です。その中で僕は正月だけでも4回出番をいただきました。

僕が11時台のライブに4番目で出演みんながみんな爆笑とって帰ってくるから、気持ちよさそうでしたし、みんながめちゃくちゃ暖かいというくらいいい空気で、それに続こうと思っていました!

やったネタはフリップネタの「鉄道キャラクター紹介」です。

これは既存の鉄道キャラクターの設定に突っ込みを入れるというネタで浅草の劇場でも安定してウケてるネタです。

少し余裕の状態で出囃子の新宿駅の発車メロディーを流した。

無反応

そこで、僕が出てきて「新宿駅14番線の発車メロディーで到着いたしました、鉄道大好き芸人レッスン祐輝です。最後までご乗車お願いいたします」

無反応

無反応の時、大体時はぼくは拍手を軽く促します。

無反応

けど、これくらいでは下りません。ネタの初めで、「鉄道会社のキャラクターをいくつか紹介するのですが、東京モノレールにはものるんってキャラクターがいるのですが、このキャラクターの趣味ってしっていますか?」

3秒くらい間をあけて

「無視ですか。」

無反応

本当に無視された。

基本、このへんで1~2回はくすくす笑いがあって、本ネタに入るのですがここまでやっても笑いもないのがかなり焦っています。

その後、ものるん→けいきゅん→えのん君など、いつもおかしな設定の鉄道キャラを突っ込んでいるネタですが、ことごとく外している。

そうなると、しゃべるスピードも焦りすぎて早くなる。しゃべりが焦りすぎてお客様が聞けないという、そのせいで反応がもっとなくなり、しゃべりがもっと焦るようになる。

舞台上で焦っているときに、楽屋からほかの芸人が、「レッスンさんが滅茶苦茶滑っている。」と言っていた声が、舞台にしっかり聞こえるほどでした。

めちゃくちゃつらかった

その楽屋からの声が聞こえたときの声で、お客さんから笑いが起こる

これで少しはやりやすくなるとネタを再開したが、その後も一笑いもなく、みんな真顔でした。

新年一発目地獄の4分でした。

楽屋でガチでへこみました。

しかも、同じネタを同じ日の別公演でやったら、しっかりウケました。

これだから、お笑いって難しいですね。










そういう思い出があるけど浅草の舞台はめちゃくちゃ勉強になるのでたまにでいいからリトルシアターでたいな。


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