お金という存在①

彼女は人を豊かにし、喜ばせるが、
時に狂わせ、地獄に突き落とす事もあるという


今現在、俺は金がないと生きられない社会に世話になって生きている
この金金金~のとても豊かで便利な環境から離れて
原始的な生活を送ろうと思えば、
金は必要ないのかもしれない、が

原始的な生活を送れるほど
強靭な肉体と精神は持ち合わせていない

金金金~はとてもいいものだ
これがあれば
腹も満たせる、着るものにも住む場所にも困らない
電気光熱費も支払えるし
必要なものや欲しいものも買えるし
怪我している猫も助けられるし
好きな人にプレゼントもできる
お世話になっているお国様に税金も払えるし

何より、周囲に迷惑をかけずに済むだろう


しかし俺は常に、
この金による「豊かさ」が
どこからどのように、やってきているのかを考えてしまっている
まぁ調べればわかるが、この豊かさの土台は
ほとんど弱者の苦労と叫びと犠牲とで出来ているといってもいいだろう
(特に発展途上国の人、動物や自然なんかは大きな被害を受けているな)

正直言って、この平和づらした
"超"弱肉強食な戦場(社会)から、さっさと離脱したい
だが、それが出来るだけの準備もできていないし自信もない

であればこの土台となっている犠牲者に対して
心奥底から感謝できるようになり
努力しスキルを磨いて、それで金を得て
この社会に世話にならなくてもいいような状況をつくろう、
という考えに至ったわけだが

「金」の世界から抜け出すのに
「金」でどうにかできるだろうか?とも思う

にしても、この金金金社会システムは不思議だな
本当に"人間"が考え出したシステムだろうか?
共食いさせられているようにしか見えないんだが



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