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とあるゲルニカ(♠︎spade13)
2021年12月13日 22:25
明日を拒む心を蝕む残酷な夜明け前、最も命を脅かす時間だろう。僕が膝から崩れ落ちたのは、いつも暁だった。越えられる壁はある、でも越えられない壁もある。越えられない壁に直面した事の無い人は言う。「 」と。狂気の果ては虚無の救済だ。泣ける内に手を伸ばしてくれないと掴めない。冷たくなってしまった手をどんなに握りしめても、もう温もりはともらないんだ。人は時に、手を伸ばせない