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AppleWatchを手放しPixel Watchに

はじめに

「iOSからAndroidに代えたいがAppleWatchが手放せない」
「Androidを使っているが、Watch選びで悩んでいる」

という人の参考になれば。

結論から言うと、Androidで使用するならPixelWatch初代が良いと思う。
ただ、人それぞれWatchに求めている機能が違うので記事を参考にしてもらえたら。

iPhoneを昨年まではメイン機として数年使用し、今はサブ機としてiPhone12miniを手元に置いている。iPhoneをメイン機として使っていた時は、AppleWatchを使ってきた。androidをメイン機に変える時に一番に悩んだのはAppleWatchが使えなくなることだった。

AppleWatchの代わりとして使えるandroid用のWatchはないかと探し求め、ガーミン(少し借りた程度だが)やFitbitを使い、行き着いた先はGooglePixelWatchだった。今年の1月に購入してもう10か月使用している。

そして、今回、GoogleからGooglePixelWatch2が発表され、予約販売が始まっている。AppleのiOSからandroidへ変えたいがWatchをどうしようという人も少なからずいるはず。

AppleWatchからGooglePixelWatchに変えてみてどうだったのかを書いていこうと思う。


初代と2の違い

PixelWatch初代

素材と重量の違い

初代:ステンレス 少し重め
2 :アルミ   初代より軽い

価格

Pixel Watch初代
ステンレス       3万9800円~(PixelWatch初代はステンレスのみ)

Pixel Watch2
アルミ       5万1800円~(PixelWatch2はアルミのみ)

機能の違い

初代よりセンサーが強化された
・皮膚表面温度センサー
・皮膚電気活動(cEDA)センサー

その他の違い

・充電器の変更(初代のものは使用できない)
・チップ性能の向上
・電池持ちの向上

値段はかなり上がっているが、1ユーザーとしては今回の機能向上にそこまで価値を感じないので、買い替える必要性は感じていない

AppleWatchとの違い

スペック・機能の違い

これについては他に記事を出している人が詳しく丁寧に書いてくれているので、細かい部分は割愛する。どの記事も同じような感じになるので。

基本的な違いとしては、
AppleWatchはiPhoneのみ対応
PixelWatchはandroidのみ対応

電池持ちに違いはあまりない。どちらも1日使用して充電するのが望ましい。防水性能はどちらも高い(AppleWatchウルトラは別)。

なお、最新機種のAppleWatch9とPixelWatch初代を比べると、もちろんAppleWatchの方が動作が早い。そこには値段の差と細かいスペックの差がある。ライトユーザーとしてはスペックの数字よりも、感覚的な部分の方が大事なので、以下に挙げていく。

ライトユーザーとして求めている機能があるかどうか

GooglePixelWatchに代えるにあたって、求めている機能があるかどうかについて。主観的にユーザーが求めている機能について自分の用途も含めて書いていく。

機能について

・Suica
 →使用できる。ただし定期券は×。オートチャージは工夫すれば可能。
  定期券使用はしていないので、不便ではない。定期券を使用している人はAppleWatchのほうがよさそう。初代を使用していて動作が不便だと感じたことはない。ただし、通勤ラッシュの時間帯に改札にタッチをするとAppleWatchより遅いなと感じるときはある。コンビニや店舗での支払いに使用するときに気になったことはない。AppleWatchと同じように操作をしなくてもタッチするだけで決済できるクイック機能もある。

・ウォレット
 →QuickPay・iD・クレジットカードのタッチ決済に対応。QRコード決済は×。私自身はあまりこの機能を使わないので不便に感じることはないが、今のところ使用してみて遅いと感じることはない。ペイペイなどのQRコード決済には対応してほしいが、画面が小さすぎるので難しそう。

・通知機能
 →Line・Instagram・電話・フリマアプリ・カレンダー等々。
  今のところ不便に感じたところはない。

・LINEの入力操作
 →AppleWatchではフリック入力でLINEの簡単な返事をしていた。GooglePixelWatchでもできるのかと確認したところ、使いづらい配置にはなっていた。ただ、Googleの音声入力が優秀なので、音声で入力すれば問題は全くない。音声入力で今のところ違う言葉で認識されたことはない。Siriより正確に入力してくれる。もちろん定型文返信もあるので、さっと返事したい時にも使える。

タイルによく連絡する人を表示させておくことができる。
これがすごく不便。
これで入力できるにはかなりのレベルが求められている。
音声入力一択である。

・音声操作・入力(めちゃくちゃ優秀)
 →LINEでの音声入力がかなり優秀だと先ほども書いたが、Googleアシスタントを使ったり、メモアプリに入力するときの音声入力の精度がかなり高い。完全にこれはSiriよりもGooglePixelWatchの圧勝。

・動作
 →動作はAppleWatchのほうがぬるぬるっと動き、アプリの立ち上げも早い。かといって、体感としてはPixelWatchでストレスになるほどかというとそこまででもない。感覚的な部分なので、家電量販店で一度触ってみてほしいところ。

値段の違い

Pixel Watch初代
ステンレス       3万9800円~(PixelWatch初代はステンレスのみ)

Pixel Watch2
アルミ       5万1800円~(PixelWatch2はアルミのみ)

AppleWatchSE
アルミ       3万4800円~

Apple Watch Series 9
アルミ       5万9800円~
ステンレス     10万9800円~

AppleWatchウルトラ
チタニウム     12万8800円

PixelWatch初代から2になったことで大きな変化はあまりないため、初代でも十分だと感じる。しかも、初代はステンレス素材。AppleWatchのアルミ素材はマットな質感。PixelWatch2のアルミは艶感があるので初代のステンレスとあまり変わらない印象が公式写真から感じる。

AppleWatchのステンレスモデルとpixelWatch初代のステンレスとの値段さが7万円ある。

購入するなら型落ちの初代でよさそう。私は2は見送り、3に期待。

見た目・デザイン性の比較

手持ちにあるAppleWatchとPixelWatchのデザイン比較。

AppleWatch8アルミ

エポナスというブランドのバンドをつけて使用。
アルミ素材がマットなため、少し安っぽさは感じるが、バンドでどうにかなる。

AppleWatchウルトラ(夫が使用中)

PTAKAのケースとバンドを使用。
夫は本職大工。大工仕事中にも着用しているが、傷はついていない。
いろんなところにぶつけているそう。
かなり頑丈。

PixelWatch初代ステンレス

ステンレス素材のため、安っぽさはない。
艶っとしている。
ベゼルが見えないが、実はかなり太い。

実はPixelWatchはベゼルが太く、表示領域が狭い。
しかし、基本的に黒の背景で使用するため、ベゼルの太さは感じない。

真四角のAppleWatchと丸いデザインのPixelWatch。
それぞれ素材とデザイン性を考えて、私はPixelWatch初代のステンレスはなかなかアリだと思う。そして、PixelWatch初代のステンレスモデルの価格もAppleWatchのステンレスモデルに比べると7万ぐらいの差があるため、PixelWatch初代を使い続けようと思う。デザインは人それぞれの好みなので、アルミの方がいいなと思う人もいるはず。私もマットな素材が好きではじめはアルミ素材を選んでいたので、それはそれであり。

おわりに

GooglePixelWatch2が発表される前はかなりワクワクしていたが、そこまで大きな機能の変化はなかった。多少軽くなり、センサーが向上しているが、買い替えるほどでもない。

iPhoneからandroidへ乗り換えたいなと思っているが、AppleWatchは手放せないという人はGooglePixelWatch初代でもいいかもしれない。価格も比較的安く、デザイン性についても問題はない。機能面を確認して、必要なモノがあるのなら、これでよさそう。

ただ、アウトドアが趣味の人にはガーミンの方がよさそう。Suicaも使える。

AppleWatchを以前使用していたが、「ここまでの機能すべてつかえるか?」と言われると、すべて使っていたわけではない。アプリの対応数はAppleWatchが勝っているが、実際には、そこまで使用することもない。

新しいデバイスがでると機能面ばかり「すごい!!」と思って購入してしまいそうになるが、実際にそれを生活している中で使用するのかというとそうでもない。本当にその機能は必要か?と考えたうえで購入する必要がある。


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