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【29歳男性育休】今日から6ヵ月間の育休生活をまとめたBook『男性育休Book - Paternity leave -』(仮称)の下書きを投稿代わりにします!!         《 育休を選択肢に 》

 2020年度の男性の育休取得率は12.65%です。(厚生労働省 雇用均等基本調査より)意外と多いと思いませんか?この1年で飛躍的な増加をしています。2020年6月に育児介護休業法が改正されました!2022年4月から「企業による従業員への育休取得の意向確認の声かけ義務化」「男性が柔軟に育休を取得できるように『出生時育休』が新設され、産後8週間以内に最大4週間の取得が可能(2回に分割可能)」「育休中もあらかじめ予定されている仕事も可能にする」がされます。

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 この法改正で、1歳までに男性は4回、女性は2回の分割取得ができます。また「パパ・ママ育休プラス」という制度もあって、夫婦で1歳2ヶ月まで育休を取得することができます(条件あり)。法改正と育休取得率の増加を考えると、確実に“男性育休”は追い風状態になっています。それでもまだまだ周囲に男性育休を取得している人が少ないとは思いますが、職場の第1号として先陣を切るのに管理職はWelcomeな雰囲気になっています。

 この法改正は何も男性の育休取得のためだけに改正されたわけではなくて、女性も含めた社会構造の変化からきています。夫婦同時育休を取ると分かりますが、ワンオペレーション育児(ワンオペ)には限界があることをひしひしと感じます。特に初めての子育ての場合は、体の疲れだけではなく、心の疲れも相当出てくるので、産後鬱や育児ノイローゼになるお母さんは多いです。(ホルモンの関係もあります)
 小児科や平日の公園には、ほとんどお母さんです。1人で新生児の赤ちゃんを抱いているお母さんを見ると「本当によく頑張っているなぁ…」と尊敬の念が絶えません。核家族化が進行して、身近な場所に親族や親戚がいない人も増え、ご近所さんでも顔を知らないことが増えた現代社会では、本当にお母さん1人で育児をしている人も多いです。1人より2人、2人より3人いた方が断然楽ですよ。


 また2人目・3人目の子どもなら、片方が上の子どもの面倒を見て、お母さんが赤ちゃんの面倒を見るのには育休がベストです。おそらく上の子どもは幼稚園や保育園に入園していると思うので、平日の日中は自由な時間がたくさんあって、2人で赤ちゃんのお世話ができるはずです。上の子どものお迎えやお風呂、食事などもお父さんがやることで、パパッ子になる確率も高いです。多くの子どもが「ママがいい!!!」とママッ子になるケースが多いですが、育休でお父さんが接する機会が格段に増え、お母さんが満たしてくれない欲求をお父さんが満たしてくれることでパパっ子になるのは、家族にとってもバランスが取れてよいことです。幼稚園や保育園に通う頃には自我も芽生えているので、小さい時に注いでもらった愛情が記憶として残っていることが多いです。“三つ子の魂百まで” ですね。


 もうひとつお父さんに知っておいてほしいことがあります。おそらくこれがいちばん育休を取る理由になるんじゃないかと個人的に思っています。ひとつ質問ですが『赤ちゃんにとっていちばん大切なのは何ですか?』と聞かれたら何て答えますか?色々な本や雑誌、自分の経験、他の子育ての話を聞く中で、見えてきたのは、赤ちゃんにとってはいちばん大切なのは “お母さんの笑顔” でした。赤ちゃんにとってお母さんの笑顔がいちばん安心して、いちばん満たされるそうです。

 そう考えると、お父さんがいちばんやるべきことは『お母さんを笑顔にすること』です。とってもシンプルだと思いませんか。そうなったら、お母さんがいちばん辛い時期に一緒にそばにいて、一緒に子育てをして、2人で分担しながらやっていくことが『お母さんを笑顔にする』ことのいちばんの近道なんじゃないかと思います。


 僕が大学生の頃に第二次韓流ブームが起きて、KARAや少女時代などK-POPアイドルがたくさん日本にやってきました。ある時、少女時代のあるメンバーがドキュメンタリー番組で、ポロっと言ったのが今でもずーっと忘れられません。「疲れていると幸せを100% 感じることができないの…。それがすごく悔しいし、もったいないと思う。」

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