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妄想の果て15 神々の封印(SF小説)

私はあるSNSで知り合った、ある女性と会食していた。

私より年上の方で事業にも成功されている方だ。なにやらヤ●ガ●スと繋がっており、様々な活動をされているようであった。

女性「日本の神々は封印されているのです。そしてその封印は日本人の負の感情。神々は強く優しい。引き受けているのですよ、しかしいつかそれが爆発してしまう。

その時に大変なことが起きるのです。一刻も早く神々を解き放ち本来の力を発揮して頂かなくてはならない。」

私「‥そうですか。」

女性「あなたを観てると腹が立ちます。」

私「‥そうですか‥」

女性「あなたはなぜそんな殻に閉じこもっているの?前世か‥私はあなたみたいな力が強い人を見たことがない!そしてあなたは全て知っている!どうして日本を助けてくれないの?どうして私を助けてくれないの?私たち夫婦じゃない!

あなたのそこが閉じている!そこがあなたの封印よ!」

女性は私の胸を指差した。

「稲荷か‥」私は小声で呟いた。


私の胸には稲荷の御守りを忍ばせていたからである。






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