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妄想の果て 6 かぐや姫4(SF小説)

かぐや 「神降りしその時に人は涙を流すのです、その一滴が大海となり宇宙は育まれてきたのです。宇宙が存在するわけは感動でしかなく感動の涙が宇宙を生み出しているのです。かぐやはじいやの苦悩を解放せしめる、そして涙流るる時に宇宙は生まれる。私たちは涙流すことから逃げてきました。いつまでもいつまでも逃げてきました。それがこの星の水が淀んだわけです。そしてほしは死に絶えようとしているしかしその苦悩をかんじない修行をはじめてしまったわたしたちは消滅をねがってしまったそれは宇宙の消滅であるのです宇宙になすすべもなくなすすべもなくなぜなら宇宙はわたしたちのように淀んでおらぬ子のわたしたちの決断をとめることがないのです過去などなく未来などなくすべてはいまおきてることかぐやは過去の人でもなくみらいの人でもなくみらいに起きることを記したのが竹取物語それは予言の書であったのですわたしたちは宇宙をけそうとしているけそうとしているそれを受け入れる宇宙がある宇宙があるわたしたちはねがうわたしたちをとめようとするひとをわたしたちをとめようとするひとをそれはegoistであるからですegoistであるそしてわたしたちはegoistを神とか悪魔とか呼ぶのですわたしたちが消滅をねがうわけはなにかわたしたちが消滅を願うわけはなにか涙をながしたくないからですなみだをながしたくないからですならなぜしそんをのこすのかしそんをのこすのかわたしたちは消滅をとめるあくまを願っているからです願っているからですいつか生まれるやもしれぬあくまを待ち焦がれるそしてひとはかれをあくまとかかみとかよぶのです

かぐやが召喚せしめましょうそれがじいやの願いかぐやのねがい

ばあやは微笑んでいる

おん まいたれいや そわか。」

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