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一宮市ってどんなまち?⑫

 100周年専門委員、修文大学短期大学部の櫻井です。

 桜が咲き始めましたね。私は「桜井」さんなので、季節関係なく、いろいろなものに、桜の花を添えたくなります。例えば、SNSなどでアイコンを使いますが、基本桜を使います。そのためだけではないのですが、桜が咲くとカメラをもって出かけては写真を撮っています。桜は満開も当然素敵なのですが、写真を撮るときは今のように、少し咲いて、つぼみあって、の方が撮りやすいように思います。いかがでしょか。

 さて、今回のお題は「市内で好きな場所」。

桜の咲くところ

 まずは桜の花が咲くところ。ざっくりなのには今年ならではの意味があります。

 日本全国桜の名所があります。一宮市内も、大江川沿いや木曽川堤などは有名です。今年もがっつりとしたお花見は難しいので、時間を見つけて、名所にもふらっと見に行けたらなとは思います。ここでお願いするのもおかしな話ですが、大野極楽寺公園の夏と秋の動画が素晴らしいので、是非春バージョンも作っていただけたらなと思います。いつでも素敵な桜の景色が見れるようになります。

 話がそれてしまいましたが、桜は名所と呼ばれるところでなくても、見ることができるのが良いと思います。

 例えば、公園。市内の公園であれば、どこでも桜は見れるのではないでしょうか。今回は「note見出し画像」の撮影も兼ねて、梅ヶ枝公園に出かけてみました。名古屋から電車を使って一宮に戻ってきたときに、ああ、一宮だなと思わせてくれるのが、梅ヶ枝公園です。名鉄ならば、電車の両側から公園を見下ろせます。線路などもあって、鉄道をモチーフにした公園としても有名です。暖かい日でしたので、ベンチや芝生の上に座ってのんびりしている方々がいらっしゃいました。近所の公園は、名所に比べると、そんなに込み合わず、桜は堪能できるので、おすすめです。咲き始めた桜と、名鉄電車のコントラストを狙ってみました。

 続いて学校。市内の小中学校も桜が植えられています。子供が通っていた小学校も校門付近から校庭を取り囲む様に桜がたくさん植えられていました。近場でいえば、身内の話で恐縮ですが、修文女子高等学校の正門前の桜並木はなかなか素敵です。一宮幼稚園の園庭の桜も見事な枝ぶりです。機会があったら見ていただきたいです。

 それから、神社。学校の近くの八幡社も参道の桜が見事です。

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 というように、皆さんの近くにも、桜を楽しめる場所があるのではと思います。なかなか人が集まるところには出かけにくいので、家のそばで、それぞれのお気に入りの場所を探して、お散歩すると楽しいのではと思います。

 一宮総合駅

 もう一つ好きな場所。

 一宮総合駅(この後は一宮駅と書きます)です。一宮の玄関口の一つです。私は、家族の送り迎えのために、一日2回は訪れます。また、車の運転があまり得意ではないので、市外へ出るときは電車を利用します。

 駅近に住んでいた頃、まだ名鉄百貨店が旧東一宮駅付近にあり、一宮駅にはそんなにいろいろなものがありませんでした。駅近がどんどん寂しくなっていく中で、名鉄一宮駅に隣接する形で名鉄百貨店が再開した時はとてもうれしかったです。デパ地下があるのも魅力で、よくお肉やお魚、お惣菜などを買いました。というか買います(現在形)。

 その後iビルができました。

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 アスティ内のお店も増え、ますます便利になりました。その中でも、図書館は画期的だと思いました。一宮市外から通学する学生たちからも褒められる図書館です。昨今の図書館はインターネットで予約ができます。そして、駅を利用するついでに、借りて、持ち帰えることができます。返却ポストがビルの1階にあるので、いつでも返却することができます。とにかく、便利です。コロナが流行する前は、家族を待つ時間に、開架式の書籍をみたり、雑誌をみたり、楽しい時間を過ごすことができました。また、定期試験前のディズニーランドばりの中高生の大行列は名物だと思っていましたが、今は図書館の方の努力で利用申込書が配られています。図書館が開いている21時までは高校生などの行き来も多く、駅全体が明るい雰囲気です。

 そして、この3月に名鉄側にミュープラットがオープンしました。アスティとミュープラットが併設する駅なんて、なかなかないのではないでしょうか。すごいなあと思います。ミュープラットはかつて一宮駅にあって、なくなってしまった、コーヒーチェーンやスイーツショップが復活しています。とにかく毎日駅に行くので、オープン10日ですが、すでに、スイーツショップでは3回も購入してしまいました。そのほかラーメン屋さんや焼き鳥店など魅力的なお店がいっぱいです。

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 コロナ禍になって外食する機会がぐんと減りました。もともと、お迎えのついでに駅で食事という機会がかなりあったのですが、なかなか、かないません。外からのぞくと、感染対策もされているので、是非利用したいと思います。

 駅のコンコースはお店だけではなくて、いろいろな展示も行われています。市内の高校が順番で展示を行う「未来へ紡ぐ~PLAY to ORIZURU~」や、マスク姿のいちみん、そして(犬飼さんが100周年について熱く語る映像が時々ながれている)市の広報の役割を担う一宮七夕ビジョンなど、暖かく、親しみやすいものばかりです。

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 一宮の玄関口である、一宮駅が、明るく活気があるのは良いことだなと思っています。駅全体はまだまだ工事の途中ですが、無事終了して、もっと、便利で、素敵な一宮駅になると良いなと思っています。

さて、最後に、

 毎年、修文大学短期大学部の新入生には、学校のあるまち、一宮を知ってほしいという思いから、半日を費やして市内探索をしています。一宮総合駅を始点にグループごとに探索をします。探索自体は真清田神社前広場をチェックポイントとして決めていますが、大学生なので、途中で食事をとってもOKというルールです。私としては、のこぎり屋根の織物工場や、一宮ならではのおしゃれマンホールの蓋、博物館などをかなり推しています。しかし、探索後、お気に入りに入りスポットを紹介してもらうと、大多数がモーニングをとりあげます。一宮はモーニングが有名ですので、駅近の喫茶店から、バスや電車を利用してたどり着く、駅からは遠い有名店まで、次々と紹介してくれます。おいしくて、おなかも満たされる上に、学生のお財布にも優しいところが魅力でしょうか。とても良い出来なので、学生の発表資料を学内に掲示しています。

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 私も、学生の掲示を見ては、新しいお店を開拓して、堪能しています。令和2年度はちょっと難しい部分もありましたが、コロナが収まったらまた、出かけてみたいものです。

 いろいろ書いてきましたが、今年度は外出が難しい1年でした。自宅や職場から外出しにくい日が続いています。生活系の教員でありながら、「忙しい」を言い訳にして、なおざりになっていた生活を見直す一年でもありました。「丁寧な暮らし系youtuber」の動画を支えに、自宅のリビングやキッチン、短大のお部屋や実習室を整える時間を得ました。自宅や、学校の自室が一番好きという環境を整えなければやりきれない1年だったように思います。早く元の生活に戻ることができると良いと思いますし、これからも、今年得た新しい生活様式も取り入れながら、より良い暮らしが送れたらと思います。

 さて、12週にわたり、一宮市について紹介してきましたが、いよいよ来週からは年度が替わり100周年YEARに突入します。新しい内容でこのnoteを進めていきます。
お楽しみに。

 

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