【公民:1】円高・円安って何?
これだけ!ワンポイントアドバイス!
1ドル=○○円の○○の数字が低くなったら、円高
1ドル=○○円の○○の数字が高くなったら、円安
今回は円高と円安について説明します。
Q.そもそも円高と円安って何だろう?
まずみんなの財布の中に入っている日本円の価値は変動する。という前提を覚えてください。
同様にドルの価値も変動します。
お金の価値は変動するということをまず頭に入れましょう。
さてここからは本題です。
例えば
1ドル=100円だとします。
円の価値が「変動」して、
1ドル=50円になったとします。
変動といいましたが、この時に
円の価値が高くなることを円高
円の価値が低くなることを円安
といいます。
今回の場合は、1ドルのお金を買うために100円かかったのが、50円で済むようになったということです。
これが意味するのは2つです。
一つ目が、ドルの価値が下がった。【ドル安】
二つ目は、円の価値が上がった。【円高】
少しわかり辛いでしょうか。
1ドル手に入れるのに100円だったのが50円になったということは、1ドルが1/2の価値しか無くなり、100円ではなく、50円の価値しかなくなった。(これをドル安という。)
あるいは、円が2倍の価値になり、50円で100円分の価値になった。(円高という)ということです。
つまり、「ドル安」と「円高」は同じものと考えてください。
また、ドル安と円高を合わせて「円高ドル安」ということもあります。
この3つはすべて同じものです。
先ほど1ドルが100円から50円になることを「円高ドル安」といいました。
逆に、
1ドルが50円から100円になることを「円安ドル高」といいます。
1ドル=○○円の○○の数字が低くなったら、円高
1ドル=○○円の○○の数字が高くなったら、円安
と覚えましょう。
円高・円安と貿易には深い関りがあります。
それについては「円高・円安って何? その2 」
でお話しします。
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