![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/25753041/rectangle_large_type_2_ef3f4bde98f56488fc00041fa5e6b559.jpeg?width=800)
【書籍紹介】難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えてください!
皆さんこんにちは
まさまさまです。
この本を一言で伝えるのであればものすごくわかりやすいです!
最近はビジネス系YouTuberの方が資産運用について話していますがその内容をギュッと、なおかつ対話式で初心者でもわかりやすいように伝えてくれます。
①登場人物
大橋くん・・・筆者、大手通信会社を辞め夢である本に関わる仕事をするため設立して新しい出版社に就職する38歳
山崎先生・・・東大経済学部卒業後、12もの金融関係の仕事を渡り歩き、大学の先生もしている金融のプロフェッショナル。別名毒舌の池上彰
この2人のコントのような対話で金融≒お金の増やし方について教えてくれます。
①お金を安全に持っておく編
皆さん「お金を持っておく」というとどのようなイメージがありますか?
大半の人が銀行に預けると答えると思います。
間違ってはいませんが方法はそのほかにもあります。
その一つが株式や国債などの投資商品です。
その際には普通の口座開設ではなく証券口座の開設が必要となります。
そこで山崎先生は言います
「お金を正しく運用したかったら、銀行には近づかないほうがいい」
そこからは銀行には辛辣ですが「ほぉ~」と思う内容が書かれておりすごく納得できました。
そしてこの顔です
②ちょっとリスクをとって運用する編
投資をするにあたりどのような目標を構えるかは大切なことです。
多くの人が仕事をリタイアした後の老後に充てたいという人が多いのではないでしょうか?
その中で少し前に老後2000万円問題というものが話題に上がりました。
でもよく考えてみてください
本当に老後に必要な資金は2000万円か?
人によって生活に必要な資金は変わってきます。
老後を迎える頃には生活水準が向上しているし、消費する欲求も減っているのでその分かかるお金は減ることが多いです。
そのような条件を加味した上で最終的にいくらくらい必要なのかを考え、目標にすることはとても大切です。
目標を立てたら何をすべきか?
1.銀行貯金にもリスクはある
→保護対象が1000万円まで
インフレに対応できない
2.外貨預金はするな
→銀行のカモにされる
手数料が恐ろしく高い
3.株式投資をしろ
→株式投資は色々あるがするなら投資信託だけ
99%はゴミだがいいやつが1%ある(インデックス)
投資信託を買うときのポイント
・運用管理費用の安いものを選ぶ
・販売手数料の安いチャネル(ネット証券)で買う
・毎月分配型を選ばない
・ファンドの資産規模、流動性を確認する
・過去の成績で選ばない
このポイントにも銀行に行かないといったメッセージが込められています。
年利5%を目指す投資で手数料を多く払っていたら勝つものも勝てなくなってしまいますね。
次にアクティブファンドとインデックスファンドについてです。
アクティブファンドとはファンドマネージャーというプロが選んだ株の詰め合わせパックです。
しっかりリサーチをしてくれるのですがその分人件費(手数料)がかかります。
インデックスファンドは下記図の通り指標に対して機械的に選んでいるため人件費がかからず手数料が安いです。
ちなみに山崎先生曰く、過去の実績を見るとプロが運用するアクティブファンドの平均がインデックスファンドに勝ったことはほぼないそうです…
③お金を使う編
人生で一番大きな買い物といえば?という質問を受けたときほとんどの方が「家」と答えると思います。
家VS賃貸という言葉は不動産業界の永遠のテーマですが実際は物と購入者の条件によって変わるので明確な答えはありません。
いわゆるケースバイケースです。
でも年に一度この話題が上がるのはなぜかというと不動産業界の思惑があるのももちろんですがケースバイケースにも関わらず安直に答えが欲しいという人が多いということです。
大切なことは
・資産価値と支払う金額を正しく比較し購入を検討しなければならない
・ローンは金利の分だけ余計に多く支払うことになる(ローン完済は早いに越したことはない)
・感じる付加価値が上二つの金額より価値を感じる場合に購入すべきである(金融的考えを排除した場合)
④トクする制度を使って実際に運用してみる編
では実際に投資信託を購入するにあたり知っておきたい制度がある。
それば「NISA(ニーサ)」だ。
少し前にバンバンCMをしていた制度なので怪しいと思っている人もいるかもしれませんがNISAは国が進めている制度なので絶対に利用したほうが良いです。
元々個人での投資を活発化させることを目的に始まった制度で、本来は株式投資で出た利益に対しては約20%の税金(所得税、住民税)が掛かりますがNISAの場合年間120万円、5年間は利益に対して課税されないという制度です。
本誌ではここからNISA口座の開設の仕方やオススメの配分を山崎先生が教えてくれています。
是非是非読んで見てください。
こちらの本はAmazonプライム会員であればprime readingで無料で読むことができます。
https://amzn.to/3cLnXpb
この記事が皆さんのお役に少しでも立つことができれば嬉しいです。
ではまた
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?