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Hypoluxo - Hypoluxo

こんばんは。スイゴヤと言います。noteの名義を変更しまして本日から聴いた音楽の感想をnoteに書いていきます。それではよろしくお願いします。

本日の1枚はアメリカはニューヨーク州ブルックリンを拠点とする4人組のポストパンクバンドのHypoluxo(ハイポラク)の2020年11月20日にリリースのセルフタイトルのアルバムHypoluxoです。

TwitterやBandcampのオススメで知ったバンドなのですがめちゃくちゃよかったです。

Hypoluxoのこのアルバムを聴いた限りで言える特徴は性急感のあるソリッドかつドタバタしたドラムと直線的で押さえどころがしっかりしたシュアなベースに浮遊感のある2本のギターが絡み、そこにアングリー気味に叫ぶ独特のボーカルが乗るという角張ってて尖ったポストパンクなサウンドを鳴らすということ。

Omniの脱臼ポストパンクなマナーのサウンドにCaptured Tracksのギターバンド(Beach Fossilsや2ndまでのDIIV)のような青臭さを足してその形容に埋もれることのないようなオリジナリティを出しています。やはりそこはvoのSamuel Jacob Cogenが持つ力量や魅力ではないだろうか。

その性急感がある尖ったサウンドはさらに言うと

Buzzcocksのキャッチーさ、Devoのファニーさ、Wireの先鋭性など偉大な先代の素晴らしい系譜のものを受け継いでいるような思いを起こさせるし前途のOmniの脱臼感そしてDeeperの尖り、Parquet Courtsの熱さ、Protomartyrにも通じる世界観などの現行のポストパンクバンドとも強く共振していると思いました。

括り的にはポストパンクなのですが微妙に亜種なところもポイントで個人的にグッとくるところでした。

コロナ禍の現状でこういう勢いのあるバンドサウンド聴けるのは単純に嬉しいですしライブは絶対いいのだろうなぁと聴きながら思いを巡らせてました。

こういう感じで気が向き次第に聴いた音楽のぼんやりとした感想をこれから随時書いていこうと思うのでよろしくお願いします。

それではHypoluxoのアルバムHypoluxoの感想でした。

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