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となりの芝生は青くなかった

お疲れさまです、オリーブです。

最初にお伝えしますが、これは悪口ではない。ないのですよ。

ただ、人のメカニズムって興味深いなあ~と、つくづく思うわけで。

今日はそんなお話です。

さて、実は、ワタクシ、コロナ前にイギリスに行ったのですよ。
いわゆるグループ展に参加する為のツアーみたいなやつでして。
(※ちなみに私は作家でもあります)

私的には、満足な旅行だったんだけど、中には異国の意外?な環境と段取りの悪いツアーコンダクターのせいで、大変な目にあった人もいたようで。

そして、私は日本に帰ってきてから、ツアー参加者のSNSやHPをチェックしてたのですが(ある一種の仲間意識、繋がれたらラッキーみたいな)、偶然、そのツアーの中にいたすっごい美人の作家さんのSNSを見つけましてね。

彼女、ちょっとしたトラブルもあったはずなのですが、そんな事はSNSにカケラも書いてなかったのですよ。

イギリス旅行の事は書いてあったけど、これはホントに私も一緒に参加した旅行なのか?というくらい、オシャレとセレブ感が漂う内容の投稿でして。

人が変れば、経験も素晴らしく高級なものに代わるものなのかと(;^_^A

それからも、その彼女のSNSはたまーに見るのですが。

このコロナ化で色々変化があったようで、私の目からは大変そうにも感じたが、やはり投稿からは「苦労感」のカケラも見えないわけで。

ちょっとオシャレなような、哲学のような感じに変換してるように見え。
(いや、けしてバカにしてるわけじゃありません(;^_^A)

本人からしてみれば、本当にSNSどおりなのかもしれないが、あの旅行の流れだと、「そういう事」は投稿しない主義なのかもしれないなと。
(自分で投稿を見直した際に思い出してしんどくなっちゃうかもしれないし)

だから、しんどかったのか?だいぶ長い期間SNSをお休みしてたようで。

こういうSNSはだいぶ多いかもしれないなと感じた次第であります。

そういえば、私の留学時代の同級生も最近ピタッと各種SNSに投稿しなくなったな。

思うに、学生時代にいわゆるカースト上位だった人たちは、苦労話を中年になってもカケラもしない主義かもしれない。(私の固定概念かもしれませんが…)

最近の子供さんは昔の子供さんに比べて、堪え性もなく、メンタルも弱い子が増えたとよく聞きます。

それは、昔に比べて圧倒的に情報量が増えて、今自分に置かれた環境とその他のキラキラした人たちと比べてしまい悲観的になってしまうのが原因だろうと言われています。

そこで、声を大にして言いたい。

結構、皆、大変な思いしてるぞー。
それに、今、どんなに恵まれた環境の人でも先は分からないものだぞー。

そして苦労あっても、それを見せてないだけなのよー。(っていうかそんな方がほとんどかと)

しかし、思えば、これだけSNSが主流とはいえ、本来、一般に公開で見せるものでもないんだよね、苦労なんてのは(;^_^A

それを勘違いして「見えてるものが全て」だと思いこむのも、よろしくない癖だと思いますなあ。

隣の芝生は青くない。

黒い部分を見せてないだけだから(^^)

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