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オーケストラを活用した地方創生を目指して。

ご挨拶

初めまして。酒井です。
私はオーケストラを活用した地方創生を目指して、株式会社12DOとして2019年に創業しました。
現在、クラシック音楽専門のCURTAINCALLという動画配信プラットフォームを運営しています。
どうぞ宜しくお願い申し上げます。

自己紹介

私は、2024年現在40歳になります。
18歳から芸能界の世界で働き、ミュージシャン、タレント、俳優さんのマネージメント、イベントプロデュースなどを行なって来ました。
最後に担当させて頂きた俳優は、勇者ヨシヒコに出演するダンジョー役の宅麻伸さんです。
オーケストラ✖️デジタル✖️地方創生をテーマに、2019年に創業。
現在はオーケストラの音色を好きになって頂く取組として、様々なコンテンツを制作しています。

CURTAINCALL立ち上げのきっかけ

弊社のサービスの一つとしてクラシック音楽専門配信プラットフォームCURTAINCALLがございます。
ローンチに向け創業した経緯をお話します。

創業前に、とある件で大阪へ出張しました。
ある方に招待頂き初めてのオーケストラコンサートを体験しました。
招待して下さった方々数名は深い眠りに入っておりましたが、私は初めてのクラシックコンサートという事もあり、真剣に聴いておりました。
正直、何の曲か?誰の何なのか?全く分かりませんでしたが、コンサート終了時には言葉では説明出来ない感銘を受け、いつかオーケストラの仕事がしたいと芽生えました。

そのコンサートは、後に大阪フィルハーモニーさんの演奏で指揮は井上道義さんであった事を、2020年、コロナ禍により知ることになります。

2019年に友人がライブ配信システムを1.5億円で開発し、コンテンツ制作を手伝って欲しいとの依頼でがありました。
私もこのシステムが欲しい!と伝えた事がきっかけでした。
この友人に出会っていなければCURTAINCALLは誕生していません。
オーケストラには地域モラルの維持や、向上、教育に結びつく素晴らしい教養があります。
私たちはいつかは必ず死を迎えますが、拍手される人生を送りたい。送るべきだと考え、誰もが素晴らしい感性を磨き、支え合える社会の実現を目指し、ご利用頂ける全ての方に拍手で称えられるようにCURTAINCALLと名付けました。

大きな課題

ライブ配信サイトは多くある中で、いつかオーケストラの仕事をしてみたいという想いがあり、クラシック専門のライブ配信プラットフォームの立ち上げを決めました。
しかし、いくつかの問題がありました。
1、クラシック音楽を聴く国内人口は1%未満というデータあり。
2、特にクラシック音楽を好んでいるお客様はシニア層といわれている。
3、ネットを活用した配信サービスはシニア層に届くのか?
4、儲からないといわれている。
上記の問題を議論した中で、私たちが想い描いたCURTAINCALLの形は、オーケストラを活用した地方創生でした。
1、地域に根付いている交響楽団と、地域のもっと密接な関係を構築すること。
2、地域の休眠資産の発掘と新しい価値の創造。
3、地域の魅力をオーケストラと掛け合わせ、インバウンドを狙う複合コンテンツの制作
現在、様々な事を模索しながらミッションを遂行しています。

クラシック音楽をどう好きになれるのか?

結論を先に述べます。
先ず、クラシック音楽の好きなメロディーに出会い、そのコンサートを生で聞き続けることです。これはCDや配信では本当に好きになることは出来ないと考えています。

私はCURTAINCALLローンチ当初まで、クラシック音楽はほぼ無縁レベルでした。今も勉強中ですが、おかげさまで車の中で聴く音楽は全てクラシックになりました。素晴らしき世界が知れたのです。
私が考えるに、一曲数十分の音楽を覚える能力は人間にはあまりないと考えています。
例えば大好きなポップスの曲をBメロから歌ってと、誰かにいうと、ほぼ歌うことが出来ません。
AメロからならBメロを歌う事が出来る人は多いです。
しかし、Aメロも出て来ない場合がありますが、サビは大体歌えます。
結論をいいますと、サビは約
15秒から30秒くらいでしょうか?そのレベルの記憶力という事なのです。
小さい頃から聴いている状況下ではクラシック音楽を愛し、継続して聴くことが出来ますが、私のようなポップス上がりの人間は好きになるまで苦労します。
好きになるには、先ずクラシックの名曲の中で好きなメロディーに出会う事です。
そして、生で演奏を聴く事が近道と感じています。
配信やCDなどでは好きになることは非常に難しいでしょう。
生で聞き続ける事で大きな代償も生まれます。
耳が良くなり過ぎてしまうのです。
よく、クラシックの演奏家の方々がポップスは聞けないと仰っていますが、何を生意気なことを言っているんだ?と思っておりましたが、生でクラシック音楽を聴くと実際に聞けなくなってしまいます。
ピッチ(音程)のズレが激しく分かるようになり、大好きだったポップスの音楽に違和感が生まれるようになってしまいます。
ポップスのCDや音源は、ほぼ機械で音程を修正します。
その修正した箇所は機械音になりますが、はっきり分かるレベルになり、気持ちが悪くなってしまうのです。
それと真逆に良い事もあります。芸術的感性がとても上昇するという事です。
最終的に絵画などの見え方まで変わって来ます。
とても興味深い体験を私個人が感じています。

きっかけ作り

私たちは一番の入り口としてオーケストラの音色を好きになって頂く取組を考えています。
その為に、歌手×オーケストラのハイブリッドコンサートなどを行なっております。
このコンサートの中では、美しい誰もが知っているクラシック音楽の名曲を必ず取り入れ、少しでも興味を持って頂くきっかけになればと、コンサートを作っています。

今後の展開

オーケストラ×デジタル×日本の宝を組み合わせ、世界に波及させる事を目指し、ミッションを遂行しています。
特に海外での複合イベントを視野に、事業展開を目指しています。

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