【エッセイ】本を読んで寝た日に思うこと
かなり元気がない。
「もういいかな、今日は本、読まなくていいかな」と思ってしまうほどの体調。別に頭痛があるとか、腹痛があるとかじゃない。なんかもうヤダ〜と私の中のアカチャンが泣きわめいてるのだ。
もうYouTubeをダラダラとみて、夜更かしでもしてしまおうか…。
そんなふうに、明日の自分が苦しくなるようなアイデアが浮かび始めた時、昨日書いたnoteを思い出した。
…いやいや、毎日本、読めてます!って書いた癖にその次の日から読まないとかありえないでしょ!
そんな気分になったところで、今読んでいる本は置いといて、本棚に仕舞われている、読まれ待ちの本たちを眺める。
今の気分はなんですかねぇ…
自分の心に問いかけてみてから、薄くて白い本を取り出す。
これまで読んでいたのは、赤くてでかい本だったので、かなり気分転換になりそうだと思った。
タイトルは、「しないことリスト」。以前、本屋で見つけて買った本だ。
これならいける、と何となく思って、お布団の中に潜り込んで本を開く。
……
…
気づいたら、1時間読んでいた。
すっかり、眠気も湧いてきて、スマホを開こうとする気力もない。
やっぱり本なんだよなぁ…と思いつつ、本を枕元に置いて考えるのは、その本の内容。
あれってこういうことにも言えたりするかも…この本で言われてた、あれ、始めようかなぁ…
色々と考えているうち
いつの間にか寝ていた。
そして朝。
起きて、顔洗ったり、ご飯食べながら本の内容が浮かぶけど、夜考えていたことは、その中でひとつくらいしか覚えてない。
でも、8時間の睡眠を経ても覚えていて、ぼーっとしてると思い出すようなそのひとつは、自分の中で結構気になっていた事項なのだ。
だからこそ、そのひとつは、残しておいた方がいいんじゃないかと思うようになった。
本の中で、何度か読書記録をつけようという話が出てくる。「メモを取ろう」「メモを検索できるようにしておこう」「人は忘れてしまうのだから」と。
私は一時期、メモをしっかり取るようにして、その後、忘れてもいいやとメモを取らなくなっていた。
けど、確かに忘れてしまう。忘れてしまうほどの事だったと言われたら、そうかもしれない。実際、書かれたメモなんて、多分私は見返さない。
でも、寝る前も、そして起きた後も、「どうやったらメモ取れるかな」「どうやったら自分にとって意味あるメモになるかな」とかを考えている。
多分やってみたいのだ、また。
とはいえ、色々試しても続いたものがないのだから、メモのハードルは最大限下げなきゃいけない。だからといって、退屈なのも続かない。
どうしたら、私にとって最適でワクワクする読書メモになるのか。。
そんなことを考えながら、今日は雨の日の散歩に行こうと思う。スマホは見ないでぼーっと空を見ながら考えよう。
もしかしたら全く別のことを考え出したり、むしろ風景に目を取られて頭空っぽになるかもしれないけど。
まぁ、その時は、その時か。