D・カーネギー『人を動かす』はどれくらい人を動かすことができるのか?
日本で500万部突破しているD・カーネギー著者の『人を動かす』を5時間かけて読むことができた。
著者について
D・カーネギーとはどんなことをした人なんだろう。この本はある人からオススメされて読むことになったのだが、誰なのか調べてみた。
デール・ブレッケンリッジ・カーネギー(Dale Breckenridge Carnegie:1922年頃までは「Carnagey」と表記)(1888年11月24日 – 1955年11月1日)[要出典]は、アメリカの作家で教師にして、自己啓発、セールス、企業トレーニング、スピーチおよび対人スキルに関する各種コースの開発者
引用:Wikipedia
D・カーネギーは、セールスや自己啓発の開発者だそうです、『人を動かす』以外にも、『道は開ける』という作品が有名です。
D・カーネギーはどんな生涯だったの?
カーネギーは貧しい農村出身です。カーネギーは大学を出た後。記者・俳優・商売人など、様々な業種を転々としています。
カーネギーの人付き合いの原点は転職するたびに新たな人間関係を構築することや職業経験に由来しているのかもしれません。
それからYMCAの弁論術担当となり、やがてD.カーネギー研究所を設立しました。
『人を動かす』原理原則について解説
解説についてはいろんなサイトがあるので、そちらをご覧ください
また、まとめでもなかなかボリュームがあるため、ここでは時間がない人向けに話をまとめていきます。
僕は過去に営業経験があり、本を読んでみて、営業でも使えるなと思ったポイントについて解説していきます。
営業マン向けにはこちらの2つがオススメです。
営業マン向けオススメ2つ
1.議論を避ける
2.名前を覚える(言う)
この二つの重要性を知っていれば、もっと売れる営業マンだったなと思わされます。
1.議論を避ける
議論を避けるは人を説得する12原則の中の一つに議論を避けるが挙げられています。営業をする人(それ以外でも)は自分の正しさを押し付けがちになってしまいます。
だから相手が自社や他社の商品に対して間違った認識をしている場合は真っ向から相手の論理を破綻させたがります。(過去の僕がまさにそう)
もし仮に相手の価値観が間違っていたとしても、議論をしている時点で相手の価値観を変えようとしてしまいます。
その時に気付かないとダメなこととしては、人は自分で感じて考えたとこがその人の価値観となる。だから価値観を変えるときは相手に気付かせてあげないとダメだと言うこと。
どこまで相手を水面下でこちらの価値観に誘導できるかが営業のカギになります。
2.名前を覚える(言う)
人に好かれる6原則の一つが名前を覚える、です。
本の中では”フランクリン・ルーズベルト”がなぜ大統領になれたのかどうかが議題に上がっています。
彼の側近には”ジム”と言う方がいて、彼がルーズベルトが大統領のに大きく貢献したそうです。
ジムには特別な能力がありました、人の名前を覚えるのが得意だったそうです。
どれくらいの人の名前を覚えていたかと言うと『5万人』フルネームを覚えていたそうです。
ジムは一度の会話でフルネーム、職業、家族、生い立ち、政治に対する意見を全て聞き出し、すっかり頭に入れてしまう。
すると次に会ったとき、たとえ1年後でも相手のことを覚えているそうです、
人というのは名前を覚えられているだけでも嬉しいし、仕事や職業のことまで覚えていただけるとめちゃくちゃ嬉しいですよね。
言われてみれば簡単なことほど、誰もやっていない
上記の2つは言われてみれば確かになと思わされるテクニックのようなものです。だから意識の仕方で変化する可能性があります。『人を動かす』は、極論相手がしてほしいことを実行して、して欲しくないことをしないだけです。
よく言われるのが
誰にでもできることを誰もができないレベルでやれ
ということです、人生をうまく行かせたいのは意外と単純かもしれません!
ここまで読んでいただきありがとうございました!
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