旅行先からの帰り道、ずーっと渋滞してたらよかったのに。(3/3)
今日は寝坊したのでお仕事をさぼってしまいました。
やることないしいっか、となってしまう弱さに罪悪感を覚えながら、でもnoteを書く余裕ができたことは嬉しいなって思う。
あっという間に箱根旅行から1か月以上経ってしまったけれど、こちらの最終記事になります。
もっと短いスパンで書ききる予定だったのに、時間の流れが速すぎる。
* * *
お腹がペコペコで、ヘトヘトの中食べたロイヤルホストのハンバーグはとってもおいしかった。
宿に帰る前にコンビニに寄ってお酒を選ぶ。
「冷蔵庫冷えてた!栓抜きもあった!」
『よく見てるね?』
「酒カスだから!笑」
なんて笑いながら地酒を見るのはとっても楽しかった。
彼氏はヤニカス、私は酒カスを自称して時々笑いあう。
『喫煙所は、来る途中にあったよ』
「よく見てるね?」
『ヤニカスだから!笑』
そんなやりとりがブーム。
宿に着いてお風呂でゆっくり。少し遅めのお風呂だったからか、同じ時間帯に入っている人は少なめ。中のお風呂と少し狭めの露天風呂があった。
家のお風呂がせまめなので、広いお風呂は大好きだ。
後半、貸し切りになった露天風呂で幸せな気持ちを抱きしめながらゆっくりとお湯につかった。(お風呂気持ちいいな~突発旅行楽しいな~)
彼の方が先に出ていて、アイスを食べていた。
「いいな!」と一口だけもらったあと、旅館のあのスペース(広縁)でお酒を飲み始める。酒カスはアイスよりも地ビール。
何を話したかなんて覚えていないけれど、私は彼氏と一緒に居る時間はびっくりするくらいにいつもご機嫌で、他愛のない話でケタケタ笑って、とりとめもない話をしてしまうのだ。落ちもなくつまらない話なはずなのに、彼氏もしっかり聞いてくれるし、彼氏自身もいろいろなお話をしてくれるから楽しいのだ。
お酒を飲み終えて、ぺろぺろになった二人はお布団へ。
ベッドではなく畳にしいたお布団は久しぶりでとても気持ちよかった。
「さぁ!!夜のお楽しみですよ!!」と言わんばかりに彼氏にくっついたけれど、彼氏はもうぽやぽやになってしまっていて『ごめん~今日はセックスできない~』とふにゃふにゃで言われたので我慢した。えらい。
(カップルでの旅行って、特別感あるセックスまでの前戯じゃないんだ…と思ったのは彼氏には内緒です。)
そんなこんなで、ほんの少しだけ悶々しながら一日目は終了。
おやすみなさい。
* * *
おはようございます。
二日目は、朝風呂を楽しむべく張り切って起きた。(もちろん彼氏は寝ていた)少し遅めだったからか、またまたほとんど貸し切り。
朝の露天風呂で幸せを噛みしめながら、幸せな気分で一日が始まった。
(いい天気~彼氏まだ寝てるだろうな~ふへへ~)
9時からは、大好きな特撮の時間。
音量を小さめにして、字幕をつけて見ながらお化粧と髪の毛のセット。
最後はブンブンダンスを踊ったけれど、彼氏は気づかずにねていた。
キスで起こして、彼氏を襲って11時ギリギリにチェックアウト。
(ごちそうさまでした!)
二日目はユネッサンの予定だったけれど、確認不足で午後から入場のチケットしか取れなかったので、急遽ガラスの森美術館に行くことに。行き当たりばったり感がとても楽しい。
ガラスの森美術館へは初めて行ったけれど、ガラスの花やすすきなんかが揺れていてとても綺麗だったし、企画展の香水瓶の展示がとても見ごたえがあった。
私はわりと展示の内容まで読み込んだりすることが好きなんだけれど、彼氏は私よりもじっくり読んでいてとてもよかった。
ふたりで、あれこれ言いながら見る展示やミュージアムショップはとても楽しかったし、香水瓶はどれもかわいかった!
風に揺れるガラスのすすきは幻想的で、ずっと見ていたくて。
もうすぐ来る秋が楽しみになったし、少しだけセンチメンタルな気持ちになった。「恋人と鳴らそう」みたいな鐘で〆て、少し名残惜しいけれどガラスの森美術館にはまたねをする。
朝昼兼用のペコペコお昼ご飯は、道中みつけた自然薯のお店で定食を食べた。3000円くらいした!びっくり!だったけど『いいとこ見つけてくれてさすがだわー!』なんて笑う彼氏に、またきゅんとした。
* * *
ユネッサンでは『初めての水着見ちゃった♪』と、ご機嫌な彼氏にまたニコニコした。
混んでいたけれど、ひたすらまったり。
いろいろな温泉に入ったり、少し冷たいプールに入って騒いだり、人によっては「いい大人が…痛いな」と思われてしまうかもしれないけれど、ユネッサンですれ違う人たちはおそらくもう一生会わないから、迷惑をかけない楽しみ方なら良いのだ。
夕暮れの段々露天風呂?でまったりしつつ、夜までしっかりと楽しんだ。
人が少ない中で、ユネッサン前でツーショットを撮る。最後の最後だけ頬にキスをされて照れてしまった。そういうずるいところあるなぁ。好きだなって思った。
駐車場までの移動道で、クレヨンしんちゃんとの屋外のコラボ風呂から恐竜の声が聞こえる。「今、ラプトルに襲われると二人で死ねるね?」なんて冗談を言う。箱根旅行で3回くらい「今〇〇したら一緒に死ねるね?」と言った気がする。ほとんど冗談だったけれど、友人曰く、めちゃくちゃ重いらしいので今後は控えようと思った。
私が一緒に死にたがる度に彼氏は『一緒に生きたいよ?!』と言ってくれた。
* * *
あっという間に、帰りの時間。
疲れていたし早く寝たい気持ちはあったけれど、名残惜しいし、とっても寂しいなと感じた。
「ずっと渋滞してたらいいのに」なんて思いながら、彼氏もきっと疲れているだろうから、早く解放してあげたいなって気持ちもあった。
夜ご飯は、帰り道にあった彼氏のお気に入りのラーメン屋さんで家系ラーメンを食べる。『コロナのとき、ここだけ開いてて行列だったんだ』なんて話をきいた。
その時、私は別の男の人を好きになりかけていたし、きっと彼氏も元カノと付き合っていただろう。そんな二人が今はラブラブと過ごしているのだから、本当に不思議。
これまでの恋愛はいつでも「終わり」を感じていたけれど、今回は「終わり」を感じない。思いあって、大切にしあっているのが伝わって、ずっと一緒にいたいって思うんだ。
* * *
前日に集合した駅でお別れをする。
「家に着いたらまたLINEするね!」と言ってバイバイ。
心の中では「やだー!お家きてー!えーん!さみしー!」と泣いていたのだけれど、涼しい顔で彼氏の車を見送る。なんだかんだで私も大人な部分はあるのだ。
電車では座れたから、なんちゃってvlogを作る。
今流行っているミニぬいぐるみを振り向かせる動画を撮っていたからそれを繋げていたんだけれど、思ったより早く終わったから、彼氏との思い出も動画にまとめていた。
家に着いて「家着いた!動画もつくった!」と送ったら、思ったよりも喜んでくれて、私もすごく嬉しい気持ちになった。電車で寝ずに夢中で作ってよかった!
後日きいた話だと、いつもはバイバイしたらすぐ私からLINEが来るのに、全然こないから少し心配していたらしい。
『もしかして車にスマホ忘れた?!』と確認までしてくれたらしい。(そうしてちゃっかりサングラスを忘れていた)
そんなこんなで、初めての箱根旅行はおしまいおしまい。
読んでくださった方、ありがとうございます。
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箱根旅行のあとも、大体週に1回は会っている。
新劇場版も含めてすべてのエヴァを見尽くして、エヴァ大博覧会にもいったし、帰り道に私の地元である徳島のお好み焼きを食べた。昨日は一緒にスパ銭に行ったし、この前はお泊まりにきた。
眠っている彼氏を起こすと、ぽやぽやの笑顔で「んー…かわいい」と不意に頬を撫でられて胸が高鳴った。かわいい、いとしい、かっこいい、好きだ。
穏やかで優しくて、落ち着くけれど、不意にときめく恋愛は、すごくすごく幸せだ。
涼しくなったからディズニーも行きたいねって話をしているし、来月には彼氏のお誕生日のお祝いに熱海旅行!初めて私が彼氏のためにたくさんお金をつかえる!
昨日会ったときには『オーケストラやオペラにも行ってみたい!』とお誘いを受けた。やってみたいこと、行きたいところが多すぎて大変だ、幸せだ。
彼氏のおかげで日々をがんばろうって思えるし、可愛く綺麗でいたいなと思える。
ねぇ、数年前の私。
今、私はすごく幸せな恋愛をしているよ。