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30歳になって変わったこと、変わらなかったことのハナシ

こんばんは。
いえ、お久しぶりです。

先日noteから「3周年おめでとう!」ってバッジをいただきまして、
いやでも全然更新してないな…と思い出してなんだか申し訳なくなり、
年の瀬ということでひとつ振り返り日記でも書いてみようかなと。

2022年がもう終わりますね。
今年を漢字で表すと「」だそうです。
皆さんは、どんなふうに戦った1年でしたか。

社会人になりたての頃、私は半年ごとに行われる上司との面談で「常に"3年後"のキャリアを思い描いておくように」と言われ続けてきました。
皆さんは3年前に思い描いていたキャリアを、今年歩んでいましたか。

私はといえば…ぜんっっぜんでした。(笑)

3年前どころか1年前に突然思い立って転職をし、
これまでのキャリアをリセットして新たに編集者として生きています。
(当時の上司が知ったら本当にびっくりすると思います)

年齢をそこまで意識してはいなかったけど、ちょうど30歳でのキャリアチェンジでした。
なんとなく「新しいことをやるなら今だ!」という直感があったのと、
自分の中に「誰かを引き上げられるような仕事がしたい」という気持ちが芽生えていたからです。

もともと私はずっと、自分ひとりだけで何かを完結させるのが好きで
ゴリゴリ勉強し、研究し、それによって良い成果を出してひとりでニヤつく…というガリ勉オタクみたいな性質がありました。
だから他人と一緒に何かを作り上げたいとか、他人を引き立てるようなことをしたいとか、そんな気持ちは一切なく、
自分が常に主役でいたい人間でした。
成功も失敗も常に自分ひとりで背負う方が気楽だなと思っていたところもあるのかもしれません。

(カタールW杯でも、名だたる代表選手たちが「今大会で引退かも」と騒がれているのを見て、
こんなに最前線で活躍している人たちが引退なんて考えられるんだろうか…?と思ったりもしました)


でも、気持ちの変化ってふいに訪れました。
きっかけは自分でもよくわからないです。
ただそろそろ自分が走り続けるのは控えめにして、誰かの成長を支えるような仕事がしたいな、
と本当にある日ふと思ったんですよね。

その気持ちに真剣に向き合って考えたとき、
まだ世間に知られていない才能を発掘して一緒に育てていく編集者という仕事に出会い、
チャンスをいただいたので、勢いで飛び込んでいました。

人生でチャンスというのは案外、何回も来ないものです。
3年後のキャリアは予測できても、
チャンスのタイミングまでは予測できません。

そして自分の心境の変化も予測できない。
日々触れているものや人との出会いによって、気持ちなんて変わっていきますよね。

編集者は、THE・裏方業です。
作家さんのサポートに徹し、いいアイディアが思いつかない時は私も必死に勉強します。
まだまだ足りないことがあるな、もっと役に立てるように頑張ろう、と日々思わされます。
主役の作家さんに輝いてもらうことが今の私のミッションです。

ただ人生の主役はもちろん私のままなので、変わらずイキイキしていますw
その決意表明…というわけではないですが、家を買いました。

独身女が家を買ったというと「結婚諦めた」とか「独身貴族まっしぐら」と思われがちですが、
まあそんなのどうでもいいです。
(家を持ってる、って言ったぐらいで引いちゃう男性に用ないですしね)

これからも楽しく生きていこうね!という気持ちで、自分への贈り物として買いました。


私にとっての2022年は
①畑違いの転職
②家を買う
という大きなチャレンジをした1年でした。
上記2つとも、3年前にはまったく予測していなかったことです。

私は占い師でもなんでもないので、2023年がどんな年になるかは断言できませんが、
ひとつ思うことは、これからは個々の時代だということです。

結婚しても、してなくても、
会社に所属してても、してなくても、
自分の居場所を自分で確立していこうってスタンスが大事だと思います。
その意識がある人とない人との差が顕著に現れてきたな、と感じる場面が多いです。

数年前に比べて、離婚も別居も珍しいことじゃなくなりました。
政府もNISAやってねとか、いろいろ言ってますね。
もう全部個人で考えて好きなようにやってくださいね、ってことです。
そんな時代がもう来てます。

だからもういよいよ、他人にどう思われるかを気にしてる場合じゃないです。
好きなことしましょう。

政府も誰も、責任負ってくれないですから。
だったら全部自分のせいにして、好きなことやる!!って戦うほうが悔いないと思います。
日本の将来が不安なら海外移住を検討するのもアリですよね。
不安なときこそ、みずから動くほうがいいと思うんです。

3年後どうなってるかはもう想像つかないので、想像するのをやめましたが、
2023年はとりあえず、今担当させていただいてる作家さんの作品が大ヒット作になるといいなぁと…。(笑)
その先のことは、またそのとき考えます。

ただ、突然新しいことをやりたくなったときに
そのチャンスを与えてもらいやすい人間でいたいなとは思っています。
それはもうずっと、3年前どころか10年前から思っていたこと。
3年後も変わらない気がします。

未来のキャリアを思い描くよりも、自分がどんな人間でいたいのかを考えて持っておくほうが、確実なのかもしれません。
きっとそれは簡単にはブレないから。

さて2023年、いよいよ始まりますね。
楽しんでいきましょう!

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