見出し画像

ロッテ育成・植田将太の成長と今後の起用法

こんにちは、Alekiです。処女作ということで読みにくい点はあると思いますがご了承ください_(._.)_ 
初めての記事ということで自分が好きなことについての話題を話してみようと思います。その話題とはズバリ!ロッテの育成2年目捕手、植田将太選手です!

1.経歴

植田選手は慶應大学時代、現中日の郡司選手の控えとしてプレーしていました。残念ながら4年生の時に怪我をしてしまい、トミージョン手術を2019年3月に行いました。そのため4年秋のリーグ戦には欠場し、スカウト評価は決して高くはありませんでした。
ですがなんと2019年のドラフトにて千葉ロッテマリーンズから育成ドラフト2位指名され、リハビリ中の指名という珍しい経歴が話題を呼びました。
球団側は植田選手の素材の良さを評価し、大学時代のチームメートであった郡司選手にも匹敵するとまで言い切りました。

(指名挨拶を済まし井口監督のサインを持つ植田選手)

2.一年目・成長の年


去年、二軍で捕手として出場した選手は6名:
佐藤都選手、江村選手、細川選手、吉田選手、宗接選手、植田選手です。

この中でも江村選手がスタメンマスクを被ることが多く、植田選手は主に守備固めとして出場しました。ですがシーズンの終盤には捕手としてスタメンに入る試合も多く見えました。

成績(二軍)

35試合(全70試合)
打率.111(27-3) 0本 1打点 7四球 13三振 5犠打

まず、全ての出場が捕手としてでした。

あとはご覧の通り、打撃成績はお世辞にも良いと言えるものでは無いです。(20打数以上の選手では打率が1番低い)
そして目立つのが三振の数です。なんと打数の約半分が三振であり、三振率はチーム最多でした。これらのことから打撃に課題は多いと言えるでしょう。
良い要素は四球数で、35打席に対し7個と選球眼は1年目から通用していました。

あとは守備面ではキャッチング、送球、リードと全ての面で安定しており、守備固めとしての出場が多かったのには頷けます。

自身もインタビューで1年目のシーズン終盤はとても有意義な経験であったと語っており、2年目に期待が残るシーズンとなりました。

3.二年目・まさかの正捕手!?

プロの世界にも慣れてきて、飛躍の2年目になると期待していた筆者ですが、

緊急事態が起こります

なんとロッテの捕手の過半数が離脱してしまいました。

田村 ▶ 怪我
柿沼 ▶ コロナ陽性
吉田 ▶ 抹消後試合出場無し、恐らく怪我
谷川(育成)▶ 手術

これにより一軍に出場出来る捕手がたったの3名(植田選手は育成選手なため含まない)になりました。
最初は江村選手と佐藤都選手が一軍へ上がり、宗接選手も後を追って一軍昇格します。
お分かりいただけたと思いますが、二軍で捕手として出場出来る選手は植田選手ただ1人となってしまいました。

ですが植田選手はこの逆境をチャンスへと変えました。5月7日にスタメンマスクを被り、それから今日まで(5月30日)ほぼ1人で捕手のポジションを回します(最初の方は宗接選手が途中出場していたが昇格(5月18日)してからは植田選手の独壇場)。

守備面(5月29日までのデータ)

・守備率はイースタン・リーグ2位の.993
・だが捕逸はイリーグ最多の4個
・ロッテをイリーグ最優秀チーム防御率に導くリード
・映像で見る限り、フレーミングはチーム1、2を争う

攻撃面(5月29日までのデータ)

成績(二軍)5月29日現在

26試合
打率.191(68-13)0本 10打点 7四球 12三振
OPS.477


まず1年目の課題であった三振数を見てください。1年目は打数の約半分の値でしたが、今年はここまで68打数に対して12三振。三振率を大幅に減らすことに成功しました。

あとは四球数ですが、1年目よりは減っています(四球の数自体同じだが、打席数が違うため)。今年の植田選手はガンガン振りに行き、球を前に飛ばそうとしているので四球が少ないのは当然の結果でしょう。逆にそのスタイルでも三振数が減ったということはミートも1年目と比べて成長した証拠です。

その他に気になる点は打点数です。
なんと13安打に対して10打点、ヒットを打つと打点が入る可能性が77%です。
復帰が困難なトミージョン手術を乗り越えて鍛えられたメンタルの強さのおかげかもしれませんね。

あとは固め打ちが多く、ヒットを打った9試合のうち3回マルチ安打を記録しています。
特に5月9日には6打数3安打3打点の固め打ちでチームの大勝に貢献しました。

4.まとめ

今回は次世代の正捕手候補の植田選手について話させてもらいました。
植田選手の守備は既に一軍レベルで、あえてあまり触れませんでした(映像を見てもらった方が早い)。
逆に打撃面では伸び代が多く、支配下登録を勝ち取るためにそこを成長させるしかないでしょう。

最後に

ここまで読んで下さりありがとうございましたm(*_ _)m
初めての記事という事でデータ不足&読みにくかったとは思いますが、現在二軍で必死に支配下登録を掴みとろうとしている植田選手の魅力が少しでも伝われば嬉しいです笑


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?