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世界が広がり、仲間ができた。POOLO LIFEは「私の青春の場所」

こんにちは、トラベルライターのはるごろうです!

旅をテーマに学ぶ「あたらしい旅の学校・POOLO」は、旅と人生をつなぐ学びと探究のオンラインスクールです。

全4コースある中で、POOLO LIFEは「旅とライフデザイン」をテーマに、仲間と共に心から納得できる自己ビジョンとライフデザインの指針を発見する8ヶ月間のコースです。

今回は、POOLO LIFE5期の卒業生であり、地域創生の活動に積極的に参加しているえなんさんにインタビューをしました。

えなんさん

教育関係の事務のお仕事をしながら、地域創生に興味を持つえなんさん。島の失われつつある伝統行事の復興活動への参加や、地元神戸の人口減少に目を向けて自分にできることを探し続けています。

「一生青春」「人口が少なくなっていくことで失われていく風景を守りたい」そう語り、やりたいことに挑戦し続ける姿はパワーに満ち溢れていました。

えなんさんは、なぜPOOLO LIFEへの参加を決めたのか。

そして、POOLO LIFEで培ったものとは。

パワー溢れる行動力の源と、POOLO LIFEの魅力に迫っていきます。

「一生青春」迷ったら、心がワクワクする方へ

ーPOOLO LIFEに参加を決めた理由を教えてください。

POOLO LIFEのことは、Instagramの広告で偶然知りました。「旅好きが集まる学校」という言葉に惹かれ、無性にワクワクしたのを覚えています。

ただ、警戒心が強い性格で、相談会に参加するかどうか1週間悩んだんです。私が30代で、20代が多いコミュニティに入って、やっていけるのか年齢の壁も気にしていました。新しい環境に飛び込むことは勇気が必要でしたね。

悩む中で、今まで大切にしてきた「一生青春 青春とは心の若さである」という言葉を思い返しました。大学の先生の言葉で、その先生は60代の方でしたが常にアクティブに、楽しそうに、年齢関係なくやりたいことを叶える生き方を体現していました。

この考えから、「今参加しないと後悔するんじゃないか」と思い、相談会でお話を聞いた後、その日に参加することを決意したんです。

ー相談会があったその日に参加を決意されたんですね!参加への決め手は、なんだったのでしょうか?

相談会に参加して、そのとき感じていた不安や疑問を全て解消できたことです。

相談会役の方がPOOLO LIFEの卒業生で、参加者目線のリアルなお話を聞けたことに安心感を抱き、参加を決意しました。

ー参加される前、POOLO LIFEのどんなところに魅力を感じていましたか?

旅好きが集まるコミュニティということ以上に、「学びの場所」であることに魅力を感じていましたね。普段生活していると、出会うことがなかった価値観に触れることで、視野が広がるのではないかと考えていたんです。

価値観を大きく変えてくれた。一生付き合っていきたい仲間との出会い

ー実際に入ってみて、感じていた魅力に対してギャップはありましたか?

ネガティブなギャップは、全くなかったです!POOLO LIFEには、1on1という1対1で話す文化があり、仲間との自己開示を積極的にしあっていて、打ち解けるスピードがすごく早かったんです。仲間との繋がりは、期待以上のものを得ることができました。

ー他に感じたことはありましたか?

誰かのやりたいを本気で応援してくれる人たちがいるコミュニティだと感じました。

POOLO LIFEでは、参加者が自主的に旅や運動会などのイベントを企画して活発に活動しています。「これやりたいんだよね」そう発言すると、周りのみんなが賛同してくれて、実現するために協力し合う姿がありました。

例えば、メンバーの子が「カンボジアでインディジョーンズごっこがしたい」と話すと、実際に何人かのメンバーでカンボジアに訪れて実現できてしまうんです(笑)。

カンボジアにてインディジョーンズごっこ

どんなことでも受け入れてくれるメンバーのおかげで、やりたいことに挑戦する勇気をもらえて、一生付き合っていきたい仲間と出会うことができました。

ーえなんさんはどのようなイベントを開催されていたんですか?

私は、他のメンバー2人と八木仁平会というオンラインイベントを3ヶ月間毎週月曜日に開催していました。八木仁平さんとは、自己理解をテーマにした『世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方』という本を出版されている方です。

八木仁平会の様子

その方が講義で来てくださり、そのときに本にも記載している「好きなこと」「得意なこと」「大事なこと」の見つけ方について教えていただきました。

本の最後に、計90問の自己理解を深める質問が掲載されているのですが、1人で向き合うのは大変だと考えていて「みんなでやってみようよ」とメンバーと話して、会を立ち上げたんです。

自分の自己理解のために始めた企画でしたが、多くの人が参加してくれて、メンバーがもっと自己理解を深められるイベントにするにはどうしたらいいか考えるようになりました。

この企画をきっかけに、他のメンバーと仲を深められたり、新しい1歩を踏み出すことができたメンバーもいました。自分の企画が誰かにいい影響を与えることができたのは嬉しいですね。

ー入る前と入った後の変化は何かありましたか?

参加する前は、20代の参加者が多く、年齢の壁を気にしていました。私が20代の頃年上の人と会うときは、距離感を上手につかめずに、無意識に壁をつくっていましたから。その認識があって、なかなか距離を縮めることができませんでした。

でも、メンバーと関わっていく中で、「心理的安全性が高い」場所だと気づいたんです。心理的安全性とは、組織内で自分の考えや気持ちを安心して発言できる状態のことです。

自分の思いを受け入れてくれる人ばかりで、だんだんと自己開示ができるようになりました。そこで思い切って年齢を打ち明けると、みんな笑って受け止めてくれて、本当に嬉しかったです。

また、新しい価値観を知って、自分の中の固定観念が段々崩れていきました

POOLO LIFEに入るまでは、大学を出て、会社に就職して、結婚して家庭を築くことが幸せになる近道だと考えていたんです。しかし、POOLO LIFEには好きなことを追い求め、自分で生き方を選択している人が多くいて、新しい生き方との出会いに刺激を受けました。

私は、今やりたいこと、今しかできないことに挑戦した方が豊かに生きることができるんじゃないか。自分の中に、新しい価値観が生まれた瞬間でした。

ーえなんさんにとってPOOLO LIFEはどんな存在ですか?

私にとってPOOLO LIFEは、「宝島」です。道中出会う仲間たちにアドバイスをもらい、共に苦難を乗り越えながら宝物(自分の生き方)を探しにいく。POOLO LIFEは、そんな大冒険ができる場所です。

自分ごとに考える力とこれからも続いていく関係性。得たものは期待以上だった

ーPOOLO LIFEでの活動は現在生活する中でどのように活きていますか?

普段、仕事をしているときに事実のみを鵜呑みにするのではなく、相手の行動や考えの背景を立ち止まって考えるようになりました。

POOLO LIFEに入る前は、仕事先の人に不満を持つと、その人に対して変化を求めていましたが、原因は私自身の中にあることに気づいたんです。

その出来事が私の中で許せないことだっただけで、相手にも別の考えがあったのかもしれない。このように、自分や相手の行動を分析するようになったんです。

その結果、コミュニケーションが不足していることも要因のひとつだと気づきました。その後は、積極的に声かけを行い、コミュニケーションによって生じたズレを埋めようと行動することができました。

ーPOOLO LIFE終了後、メンバーとはどのように関わっていますか?

今もメンバーとの関係は、続いています。終了後、5期のメンバーとも仲がいいですが、期を超えたメンバーとの繋がりもできて、どんどんその輪が広がっている状態です。

人に会いにいく旅行も増えていて、常に新しい出会いが生まれていますね。

大阪で行われた期を超えての交流会の様子

「地域創生」POOLO LIFEに入ってできた新しい目標

ー今後思い描いているビジョンについて教えてください。

地域の人と濃い繋がりを持って、地域創生に携わっていきたいです。

元地域おこし協力隊の子がいて、大好きな長崎の離島、対馬のためにあるプロジェクトを行おうとしていました。

若手の人口が減ってきている影響で、長年やってきた野焼きができていない、人を集めて野焼きを復活させよう。

このプロジェクトを聞いたとき、ワクワクしてやってみたいと参加を決意しました。実際に東京などから人を集めて、5年ぶりに開催することができたんです。

5年ぶりに復活した野焼き

野焼きをする前に、地域の人に話を聞いていると、「昔はあった風景をもう一度取り戻したい」という声が多くありました。その声を聞いて、「人がいなくなってしまったことで廃れてしまう風景はたくさんあるけど、その風景を守っていきたい」と地域創生に興味を持ち始めました。

1番大きな変化は、自分の身近な地域に目を向けることができたことですね。兵庫県出身なのですが、例えば、神戸市は近年名古屋や仙台と比べて、人口がどんどん減少しています。人口が減少する中で、いかに時代にあった賑わいをつくっていけるのか、今後自分にできることを考えていきたいですね。

また、POOLO LOCALという地域と共創するための学びを得るコミュニティに入り、全国の先進的な地域での取り組み事例を学び、実際にその地域に足を運ぶ活動もしています。卒業後は、自分の身近な地域から盛り上げていけるよう、これからも自分にできることを探し続けていきます。

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