見出し画像

今日会いに行きたい!気になる土偶#001じょうもぴあ宮畑

ごめんなさい。本当は土偶ではありません。
れっきとした縄文土器です。
でも、ど~しても土偶に見えてしまうのです。

身の回りに〝顔〟に見えるモノって結構ありませんか。
車や電車、建物などの、
ライトや窓が目になったり、
植物の花弁の模様が目や口に見えたり。

人は三つの点が逆三角形に配置されていると、人の顔として錯覚してしまうという習性を持っているそうです。
これをシミュラクラ現象(類像現象)と言うそうです。

一旦、顔に見えてしまってから、ヨコから見てもシミュラクラ現象の残像のせいか、どうしても顔に見えてしまいます。

今から約4000年前の縄文時代後期
福島県宮畑遺跡出土

この土器は「もの送り」の場で発見されました。
縄文時代には「全てのモノに命がある」という考えから、使い終わったモノを壊して神に贈る「もの送りの祭」があったと考えられているそうです。

「顔」でないにしろ、どうしてこのような形になったのか?摩訶不思議な縄文土器です。

お読みいただき有難うございました☆

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?