この可愛らしさは子どもへの愛情の証です

画像1 天使?とも思われのは、埋甕(うめがめ)と呼ばれる土器に表されている文様です。埋甕は亡くなった乳幼児や出産の際の胎盤を入れて、土に埋められたものです。亡くなった子どもの魂のために、また子どもの健やかな成長のための祈りの習慣であったと考えられています。
画像2 縄文時代中期から後期にかけて、中部地方から関東西部で流行したようです。この「深鉢形土器(埋甕)」は、山梨県山梨市上コブケ遺跡出土、山梨県立考古博物館の収蔵です。

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