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地方移住についてシミュレーション。#どこでも住めるとしたら

noteの投稿コンテスト「#どこでも住めるとしたら」に応募しようと思います。なぜ、応募に思い立ったかというと、最近になって、地方移住に興味関心が出てきていたからです。なので、地方移住についての下調べも兼ねて、noteにまとめながら、ついでに投稿コンテストにも参加しようといった具合です。地方移住について、自分なりに調べた内容を書いていきますので、ご興味がある方は、このまま読み進めてもらえれば思います!

原体験について

まずは、地方移住に興味関心が出てきた最近の自分の原体験を簡単にお伝えします。
自分が勤めている会社の同僚にフルリモートワークで経理をしている方が居まして、忘年会で話しているとき、その経理の方は島根の出雲に住んでいるということを知りました。その流れで島根に遊びに来るなら泊めてあげると言ってくれたので、それを鵜呑みにして友達と二人で島根旅行に、年末行ってきました。
よくよく詳細を聞いてみると、島根の一軒家で7LDK、築20年だがリノベーション済の物件でを、「約700万円」で購入していたとのこと。
比較対象としては高すぎるかもですが、東京都港区で一軒家を買おうとしてら相場は「1億6,000万円〜2億円」くらいみたいです。

島根の一軒家の相場も、SUUMOのHPで確認してみたら、本当に500万~1000万くらいで売りに出ていました。

実際に島根の家に遊びに行きましたが、リノベーション済ということもあってか、家は全然綺麗だし、ご近所さんも家同士が隣接していないので、多少騒いだとしても、平気といった感じでした。(実際に遊びに行ったときは節度を守って楽しみました)

家を買う、買わない論争でいうと、自分はライフワークに合わせて居住地を変えたいので、賃貸派です。ですが、地方に家を買うというのは選択肢に入ってませんでした。
今は、地方への移住を促すために市などから助成金を出しているケースがあります。世の中もDXだのAIだのと、リモートワークへの需要は上がっているように見えます。そうなったときに、地方の家も相場は下がるどころか、上がる可能性もあるかもと思いました。
賃貸派で東京都在住中の自分ですが、フルでリモートワーク出来る職場になったら、地方に移住するのもありだよなー、と思った次第です。

地方移住についての情報収集

地方移住について、興味関心が上がってきてからなのか、最近はその類のニュースが目に入るようになってきました。

福島県では、移住支援として、起業支援金を最大400万円まで支給したり、暮らしの面でも、1世帯あたり最大200万円、単身の場合は最大120万円を支給するなどの支援をしているみたいです。
NewsPicksで紹介されていたこちらの記事、普通に面白かったです。

NewsPicksの動画コンテンツでも、地方ビジネスの投稿が、ここ最近になって増えてきた印象です。
こちらの動画は、地方ビジネスの人材や地方活性化について議論されていて、大変勉強になりました。
動画の趣旨とは異なりますが、「アソビュー」がおもしろそうだと思いました。アソビューとは、日本全国の遊びや体験コンテンツの予約サイトで、この動画のゲストとして、アソビューの代表が議論されてました。(プロモーションも含まれてると思いますが、動画の内容自体は本当にタメになりました)
アプリを入れてみましたが、行ってみたい県を選ぶと、レジャー施設や観光地など、ジャンルごとに確認することが出来て、UIがめちゃいいです。観光地を調べるときはGoogle検索で調べてましたが、今後は、検索も含めてアソビューで代替してもいいかなといった感じです。しかもアプリから予約できるだけでなく、本サイトから予約するより少し安くなるというオマケつき。

地方移住について考える

国が実施している「移住支援金」を活用する方法を調べてみました。移住支援では起業支援と居住支援があるみたいですが、近々で起業する予定もないので、居住についてをメインに。また、家の購入も東京よりは安いとはいえ、それなりにまとまったお金が必要なので、ミニマムで実施できる賃貸をベースに考えてみます。

・移住支援金の対象

【移住元】東京23区の在住者または東京圏から東京23区へ通勤している者
移住直前の10年間で通算5年以上、東京23区に在住または東京圏(条件不利地域を除く)に在住し、東京23区へ通勤(※)していた者。
ただし、直近1年以上は、東京23区に在住または通勤していることが必要。

移住支援金の対象者としては、自分は問題なく該当しているみたいです。
地方への移住を支援する施策とはいえ、地方から地方への移住の方は対象外みたいですね。

【移住先】東京圏以外の道府県又は東京圏の条件不利地域への移住者(移住支援事業実施都道府県・市町村に限る)
移住支援金の申請が転入後3か月以上1年以内であること。
申請後5年以上、継続して移住先市町村に居住する意思があること。 など

地方のどこでも良いわけではなく、移住支援事業実施都道府県・市町村の中から選定する必要があるみたいです。支援金の申請タイミングは、転入後3か月以上1年以内みたいなので、1週間だけ住んでみますみたいな抜け道は無さそう。「申請後5年以上、継続して移住先市町村に居住する意思があること」という項目は、申請するときは、とりあえず意思表示しますが、本当に都市部に戻るといった時には、何か罰則みたいのはあるのだろうか。ここは調べてみても、それらしい情報は見つかりませんでした。

【就業等】地域の中小企業等への就業やテレワークにより移住前の業務を継続、地域で社会的起業などを実施
地域で中小企業等へ就業
移住支援金の対象として都道府県のマッチングサイトに掲載されている求人に就業すること。または、プロフェッショナル人材事業または先導的人材マッチング事業を利用して就業すること。
・テレワークによる業務継続
自己の意思によって移住し、移住先で移住前の業務を引き続き行うこと。

就業条件に「テレワークによる業務継続」があるので、だいぶハードルが下がった印象です。現状、既にフルリモートで働いているという方は、移住元の条件さえ満たしておけば、国の移住支援金はもらえるということです。

・シミュレーション

1個のサイトでしか調べてないので誤差はあるかもですが、1LDKをベースに賃貸の金額が一番安いのは、愛媛県の「4.48万円」みたいです。
単身での移住で60万円の支援をもらえるので、愛媛県の1LDKを4.5万円で借りれば、13か月無料で住める計算になります。1LDKから条件を落として、家賃3万円まで落とせば、20か月無料の計算です。実際には光熱費などがあるので、月5万円で見積もって、1年間の住宅保証といった感じでしょうか。

国の支援だけでなく市の支援制度も試しに愛媛で調べてみたら、「新居浜市移住支援住宅」なる制度があり、市外から新居浜市への移住を検討している方を対象に、2年間利用できる移住支援住宅(2LDK)を用意くれてるみたいです。
この家に住めたら、国からの支援金60万円は、まるまる浮かせれるじゃないですか。もしかしたら・・・と思いましたが、愛媛の新居浜市も、ばっちり、国の移住支援先の対象でした。

さすがに全ての市の移住制度を調べて比較するのは時間がかかるので、今回はここまでの紹介に留めておきます。(ChatGPTが普及したら、すぐに全部比較した資料とか作ってくれて便利なんだろうなー)

令和4年度「地方創生移住支援事業」実施都道府県・連携市町村一覧のPDF
https://www.chisou.go.jp/sousei/pdf/r4-2_shichouson.pdf

まとめ

実は、自分は約10年間、東京都内で勤務してきましたが、10年のうち、5回引っ越しをしています。荷物は少ないですし、結構フッ軽だという自負があります。なので、地方に移住したとしても、1年くらいで東京に出戻れるか、あるいは別の地域に住み替えたいと思うと思います。移住先条件に合った「申請後5年以上、継続して移住先市町村に居住する意思があること」というのが、どこまで厳密かは分からないですが、地方移住は全然ありだと思いました。
ただし、今の現場はフルでリモートではなく、週2回出社、週3リモートくらいの勤務体系です。なので今すぐ地方移住を始めるというわけにはいかないですが、フルリモートで融通効きそうになったら、地方移住を検討してみようかと思います。

最後までご覧いただき、誠にありがとうございました。
ご覧いただいた皆様の、「地方移住について考える」。少しでも、そのきっかけになれれば幸いです。



#どこでも住めるとしたら

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