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無痛分娩は痛くないのか?おススメしない理由とは・・・


出産の病院をどこにするかの決め手は、無痛分娩があるかどうか・・

産科の病院実習で出産に立ち会い

私の担当した患者さんは、

陣痛が来て、うなっているのに、なかなか出て来ない

途中で、帝王切開になりました。


そんな様子を見ていて、あんなの耐えられない

弱気になった私


一度、妊婦検診の時に、産気づいた方がいて、

先生が分娩に立ち会うので待たされたことがあり

隣から声がするが、あっという間に終わって、

あまり、痛そうでもない声だった

戻って来た先生が「無痛は楽だよ」

それを見て、絶対無痛と決めていた


ただ、職場の麻酔科の先生は

「無痛はいいよね。」

と無痛分娩おし


産婦人科の先生は

「無痛は、力めないから

やめたほうがいいと思う。」

と反対派


今、思うと力めない場合、全部ではないですが、

吸引分娩や鉗子分娩(鉗子という器械で出す)という操作になると
危険が伴い、また、麻酔薬のこともあり

できるなら普通分娩が一番良いと思います。

2人目は普通分娩を考えていましたが、逆子で帝王切開となりました。

普通分娩の痛みは結局体験しておらず比べられませんが

今の私ならやらなかっただろう。

背が低く、産道が狭いようなら、おすすめしません。


無痛にできるかは、産道の広さが十分ないといけないという事で

レントゲンで確認します。

それも問題なく。

そして予定日より3日早く、陣痛が始まった


旦那が、単身赴任先から夜帰って来て

次の日の朝に陣痛が始まった

「俺の事を待っていてくれたんだ。」

お利口な子だった


高齢のせいなのか陣痛は4分おきなのに

なかなか子宮口は開かず


そのうちやっと硬膜外麻酔をしてくれた。

背中の硬膜外という所に管を入れて麻酔薬を入れて

痛みをブロックする。

落ち着いたものの夜になってしまい

全く産まれる様子はなく、痛みが来ると麻酔薬を足す。

力もうとしても力が入らないし、

高齢の太ももはもう限界

足を乗っけている事も段々辛くなって

足がプルプル


そのうちに、レントゲン写真を見ながら、

産道が思ったより狭いという言葉がかすかに聞こえ

陣痛が来ても無痛なのにやっぱり痛い。

効いてないのか

「普通の出産よりは痛くないんだよ」と言われても比べようがない。


陣痛が来て今度は助産師さんがお腹に乗り

先生が吸引し始めた。


産まれて来てくれて本当にありがとう。

あなたのおかげで、へなちょこだった私が

変われたんだと思う。

まだまだ、変わっているところだけど感謝です。



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