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《保育の未来》いざ、キャリアの授業へ

こんにちは!TKC広報の田上です!
初めてnoteの記事を書きます!(>_<)

今回の記事は《大学でのキャリア講義》の報告レポです。

女性支援活動のワークショップやイベントの運営を数多く手がけている大学の講師の方からのご紹介で「学生が仕事の視野を広げて、選択肢を増やせるようにしたい」との話をいただき、講義を行うことになりました。

その方は大学で《キャリア》についての授業を毎週行っています。(※キャリア教育:社会的、職業的自立のための能力を育てることを目的とした教育。)

「保育業界」「教育」のことなどを中心に
精一杯伝えてきました。
その当日の様子をお伝えいたします。

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1、当日の講義へ

令和3年6月17日。
都内のある大学の大教室での講義。

2部制の講義を行い
1回目は約100名(オンラインに約70名)
2回目は約  80名(オンラインに約60名)
合計すると300名ほどの学生さんが受講しました。

学年は3年生。
就職活動を控えた大学3年生に向けて
「保育業界の未来」
「すべての人と切り離せない教育のこと」
「働くとは?大切にしてほしい志について」
などを70分の授業で行いました。

「鉄道関係に」「物流に」「まだ決めていなくて・・・」
多種多様な将来の目標や課題を抱えている学生さんたち。

必ずしも進路が”教育”に関係ない方も多かったです。
でも、”教育”はすべての人に関わることです。

どんな内容なら響くかを考え
2週間の準備を経て当日を迎えました。

2、講義の内容

まずは、動画を見ていただきました。

天才キッズクラブはこんな保育園だと紹介をしました。

大きな講義室で、大きなスライドに映された動画。
子ども達の活動や保護者の声、理事長のを
学生さん達がじっと見つめ、聞く姿が印象的でした。

そして、話は保育業界の話へ。
クイズや数値を絡めて伝えました。

保育園の数の話、少子化の話
待機児童の話、共働きの社会事情、、、。

知っているようで知らない業界のことを
データを元に伝えました。

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「待機児童問題は、まだしばらく続く」
「保育も質を求められるようになってきている」
「今後も保育を担う人を求めている・・・」


その中で、TKC(天才キッズクラブ)とは?

この10年間で行ってきたこと。

「教えない、やらせない、無理強いしない」
「1に楽しく、2に楽しく、34が無くて、5に楽しく」

この理念に基づく実践をお伝えしました。

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・逆立ち歩きをする子
・読書が大好きな子
・チャレンジをする子
・カルタで英語や難しい漢字を簡単に読めてしまう子

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大切なのは”とにかく楽しく”行うこと。


授業後には
「どうしたら挑戦する子どもが育つのか」
「”できない子”がいたらどうするのか」
「そうは言っても、やらない子をどうするのか」
という質問をいただき、
講義後も学生さんとお話をすることができました。


そして、最後に仕事の話。


理事長の田中孝太郎は、
二度事業に失敗したことがあります。

でも、そこから”教育”の大切さに気付き
0から”保育園”を立ち上げました。


異業種ということもあり、
周りでは反対する声もあり、
最初の3年間は赤字続きの日々でした。

でも、
「目の前の子どもたちが楽しそうに過ごしている」
「自分の”教えない””やらせない””無理強いしない”は間違っていない」と
「志」と「こだわり」をもって、貫いたこと。


今では17園に拡大し、
賛同してくださる方も増えました。


天才キッズクラブでは、
8段の跳び箱を5歳児が跳んだり、
大人をカルタやマラソンで負かしたり、
逆立ち相撲をしたり、
子ども達は日々楽しそうに挑戦しています。

そして、「できなかった」ことがあっても
またすぐ気持ちを切り替えてチャレンジをしています。


「これから社会に出る大学生のみなさんも
こだわりをもって、チャレンジをしてほしい。」

「52歳で起業して今62歳の私も、これからも挑戦する。
可能性にあふれた皆さんを応援しています。」

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そのような理事長の言葉で
講義は終わりました。


3、TKCのスタッフの話

最後は、人事部の小原や田上も少し話をしました。
2人と理事長との対話を聞いてもらう形式。

いくつかの内定を断って就職を決めた小原。
小学校教師を退職して違う道を選んだ田上。

TKCにはいろいろなスタッフもいます。

そして、「まず、大人が楽しむ」ことを大切に過ごしています。

例えば3種の神器と呼んでいるワーク。

・挨拶を楽しくするエアハイタッチ
・良いところを伝え合うピグマリオンミーティング
・ミスを責めないパチパチ40
など。

どれも楽しく、認め合えるワークです。

職員が楽しく働ける、
認め合って、挑戦できる。

そんな環境を作り続けられるように
にこれからも実践していきます。

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4、まとめ

保育園の理事長が大学で講義をする”
という今回の活動。

間もなく社会に出る学生さん達。

ちなみに最後に質問をしました。


「周りの大人は楽しそうに見える?」
「それとも辛そうに見える?」


「楽しそうに見える」と答えた人は
1回目の講義では100人中10人以下
2回目の講義では80人中約10人でした。


この数字を変えたいとも思っています。
社会に出ることが楽しみになるような。
大人がまず楽しそうになるような。

そんな社会や園に今後もできるように
みんなで力を合わせていきます。


後日アンケートの回答を頂きました。
必須ではないにも関わらず、その日の内に
70名を超える学生さんがアンケートの回答をしてくれました。

自分も近い将来に親になると思うので、こうした園があると知って嬉しくなりました。
保育園の内容を聞きましたが、個人の子育てにも活かせそうな話で大変タメになりました。
私が子供の頃だったら入りたいと思う保育園でした。また、教育方針がとてもよく私もここで学べれば楽しい子供時代を過ごせただろうなと思いました。
今回お話を聞いて就活する際の職業の選択肢が増えました。貴重なお話をありがとうございました。
 仕事に対してマイナスなイメージを持つ子どもは多いと聞きます。そのため、「子どもたちが楽しんで物事に取り組む為に、まずは大人たちが率先して楽しむ」というのは、教育・保育に限らずどの業界でも必要なことだと感じました。
 また、映像で子どもたちの逆立ちや飛び箱を飛ぶ姿を見て、人の可能性を感じました。一度、保育園の子どもたちやそこで働くみなさんの様子を直に見てみたいと思いました。


今回の講義で伝えたかったことを
届けることができたと感じました。

このような機会を与えてくれた大学と講師の先生に
心より感謝申し上げます。


これからもTKCらしい教育を実践し、
子ども達、保護者の方、地域、学生のみなさん、社会。
あらゆる場所に還元していきたいです。

これからもよろしくお願いいたします!


初めての記事にドキドキでした(汗)

(文責:TKC人事広報部 田上)



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