見出し画像

6.現実を変えるアクションプランとは

前回「5.GOAL設定とセットですべきこと」にて、決断の必要性について解説しました。

今回は、アクションプランについて解説していきます。

アクションプランとは

アクションプランとは、日々どういった行動をしていくかの計画のことです。

いわゆる、行動目標のことです。

これまで、GOAL設定や決断について解説してきました。

ただ、どんなに良いGOALがあっても、どんな決断をしても、それを実行しなければ現実は動きません。

例えば、何も調べられない、人に聞けない状況で「バターを作って」と言われたらどういう行動をしますか?

すぐに動き始めることができますか?

「空の500mlペットボトルに生クリーム200mlを入れて、10分間ひたすら振ってください」と言われたらすぐに行動できるでしょう。

何が言いたいかというと、GOALがあっても何をやるかを明確にしないと何も実行できず、現実が進みません。

念じるだけで、バターは出来上がらないのです。

そのため、”どんな行動をするかを明確にする”アクションプランの設定は、現実を変容させる上でかなり重要です。

効果的なアクションプランとは

効果的なアクションプランの設定にあたって、以下の3点がポイントになります。

100%コントロール可能なアクションプランを設定する
・具体的かつ測定可能なアクションプラン設定をする
・現実が変容するアクションプランを設定する

それぞれについて、詳しく解説していきます。

コントロール可能なアクションプランを設定する

効果的なアクションプラン一つ目は、100%コントロール可能なアクションプランを設定することです。

自分がコントロールできないアクションプランを設定すると、運ありきになるため実際に行動ができなくなります。

例えば「10日後に2kg痩せる」はコントロール可能なアクションプランでしょうか?

答えは否です。

努力によって痩せることもありますが、痩せないこともあるからです。

同じように「友人にお願いして筋トレの指導をしてもらう」これもコントロール不可能なアクションプランです。

「友人に指導のお願いをする」はコントロール可能ですが、承諾の結果については友人次第だからです。

このとき、友人が承諾をしなければ、そこで行動が止まってしまいます。

100%コントロール可能なアクションプランは、以下のようなものがあります。

・毎日5km走る
・月~土は1日の摂取カロリーを1600kcal未満にする
・毎日体重計に乗る
・週に4回スクワットを100回以上する

以上のように、自分がそのように行動するだけで完結するアクションプランを設定しましょう。

具体的かつ測定可能なアクションプラン設定をする

アクションは、具体的かつ測定可能になるように期日、量などの数字を含めて設定しましょう。

期日:いつから始めるのか、いつまでやり続けるのかなど
:頻度はどうするのか、どれくらいの回数行うのかなど

具体的にするほど何をするかが明確になり、より行動がしやすくなります。

現実が変容するアクションプランを設定する

アクションプランを設定する目的は、現実を変容させるための行動起こすことです。

そのため、現在と未来(アクション終了後)の差分をいかに大きくつくれるかが、重要なポイントとなります。

例えば、先ほど例にあげたダイエットであれば「接種カロリーの制限」や「日々の運動」をすることも良いでしょう。

しかし「パーソナルトレーニングに申し込む」というアクションプランを行えば、プロの知識、プロの管理のもとにアクションができるため、現実が前進しやすくなります。

加えて、パーソナルトレーニングの代金を支払うため、後戻りできない決断にも繋がります。

現在と未来の差分をいかに大きくするかを意識して、アクションプランを設定しましょう。

また「スクールに申し込む」などは現実が変容しやすい上にお金を払うという決断もセットになるので、おすすめです。

まとめ

どんなGOAL設定、決断をしても行動しないと現実は前に進みません

現実を進めるためには、何をするかを明確にするアクションプランの設定が不可欠です。

設定の際は、以下の3つがポイント。

・100%コントロール可能であること:自らの行動で完結する
・具体的かつ測定可能なこと
:期日や量などが含まれている
・現在と未来の差分を大きくつくれること

次回も読んでいただけると嬉しいです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?