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MBTI診断を取り入れると親子関係が変わった

子育てで大きな転機となった1つが

ネット上のMBTIテストを受けてからです。

KPOPにはまっていた娘から、「ママもやってみて」と勧められ

(KPOPスターがそのテスト結果を公表していたから)、

時間のかかるあのテストをしぶしぶやってみた結果、

私は「建築家」ということでした。

「ママ、私と相性がいいよ!」と娘が喜んだのを覚えています。


それから私もはまり、娘や息子や夫などの情報を手にするたびに、

「なるほど、なるほど」と腑に落ちました。


私が当たり前だと思っていることは、当たり前ではないという当たり前のことに、気づいているようで気づいていなかった・・。

「当然こうするでしょ。」「普通はこう思うでしょ」などの私の感想は、

「建築家」の人たちの間だけで通じることだったのです。

もしくは、どこかで見聞きした世間一般(学校やテレビ)の普通を、

自分は全く理解できてないのに子供達に押し付けていたのです。

ちなみに「建築家」は、診断上の分類の中で当てはまる人の数が最も少なく、

さらには、女性の場合は0.8%との記述がありました。

私の計算が合っていれば、10万人に8人です。

今、私が知り合いと呼べる人間は男女合わせても20人くらいですから、

おそらく、私の周りで私の普通は通じません。


娘は「領事館」でした。私とはほぼ真逆のパーソナリティだそうで、娘はこう言いました。

「ママの考えることの反対を私は考えているのよ」と。

「でもびっくりするのだけど、ママと私の相性はいいんだよ。お互いの無いものを持っているから、それを認め合えばの話だけどね」


私は娘から、試されているのだと気づきました。「認め合えますか?」と。。

この診断結果をもとに、振り返ってみると、

人のために尽くすことや、自分を抑えてでも人に協調しようとする娘を見ていて、無理をしているのではないか、と不安に思い、

「自分を幸せにするように行動しなさい」「他人に合わせなくていい」

とたびたび注意していました。

しかし、「領事館」は、他の人と強調して幸せを追求することに喜びを感じるらしいのです。

「建築家」は孤独が好きで、自分の幸せを追求することに魅力を感じます。

だから、多くの映画などで、「悪役」の設定として使われるそうです。

「えっ・・」って感じです。

娘は、「幼いころから自分に自信がなかったけど、MBTI診断をして、

「これが自分なんだ」と楽になった」と言いました。

親が10万人に8人しか存在しない発想で、必死にアドバイスしてくるのだから、混乱するにきまっています。

大変な迷惑をかけたと反省しました。



私が15~16歳のころ、「親がわかってくれない」と、猛烈に反発した一方で、 

娘は、MBTI診断を使って、自分の価値を認めさせることに成功しました。

本当に立派だなと感心しています。


ちなみに、息子の結果は、次回。

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