やる気なくなる瞬間

社会人になって10日経ちましたね〜

やっぱり色々と思うことがある。
忙しい中であまり深く考えることができなかったけど、なんかこのモヤモヤを吐き出してみたかった。
学生の時はそれを吐き出せる友達と機会が身近にあったけど、今はそうじゃないしね。


モヤモヤするのは人間関係について。
いや人間関係以前のもっと下等なことかも。

私は人見知り。
でもこの頃随分とよくなって、まだ先輩や目上の人に話しかけるのは勇気が要って尻込んでしまうけど、同級生や後輩にはほとんどストレスなく話すことができると思う。

だから別に新生活で、会社に入ったら友達できるかな〜みたいな心配は特にしてなかった。
入社式以後それなりに同期とか、席隣になった人と話して仲良くなったと思う。
そしてそれは間違い無く楽しかった。

でもそれが、自分でもよく分からないが、先週の金曜日に、私の中にある新生活の中での興奮、緊張、やる気、愛想みたいなものがプツンと切れる瞬間があった。

今はある程度その状態は脱したので、今考えるとなんだったんだろうという感じだけど。

先週の金曜日は、というかその1週間、新たな出会いばかりで、しかも休み時間は毎回隣の人と話したり、出退勤は同期と一緒、研修中もグループワークやらなんやらで他人と関わりっぱなしだった。
これが友達であれば全くいいのだが、相手はまだ友達と呼ぶには烏滸がましい関係値(つまり会って数日の知人程度)である。

私はそういうシチュエーションが特に苦手である(ということがわかった)。
さっきも書いた通り、初対面の人に話しけるのが緊張して苦手ということもなく、会話を続けるのが苦手ということもない。
だけどどうしてもその関係値の人には自らの素を出せず、当たり障りのないというか、思ってもないような浅い話だったり、ちょっとしたウソをついてしまう。
それが自分を偽っているようで嫌だった。

大学にいた時は無意識に、私のことをよく知る人ばかりに囲まれていたし、私も私の周りの人をよく知っていたので、お互いの素を出して本音で語り合える感じがあった。

しかし社会人になってこの1週間の私の会話の返答ときたらこんな感じである。

「あ!そうなんだ〜!(どうでもいい)」
「へ〜知らなかった〜!(知ってたけど)」
「たしかにそうだよね〜!(私はそう思わないけど)」
「なるほど!いい案だね!(それよりこっちの方がよくね?)」


これだけみると捻くれた人間と思われそうだが、実際それはそう。笑

でもかといってそこまで他人と会話してる時に見下してるとか心の中では暴言吐いてるとかでは全くないです。
ついまだ素を出せない関係値の人に対してこういった言動をとってしまうけど、素を出せる関係値になればこのように返答すると思う。

「あ、そうなんだ笑」
「あーそれ前言ってたよね!聞いたわ!」
「え、そうかな?そんなことないとおもう」
「私はこっちのがいいと思う」

まあ、こっちの方が当たり前に感じが悪い。
でも感じの良し悪しはどうでも良くて、本質的で、その人の本心から出た言葉であるかどうかが大事であると私は思う。
だから無理に感じを良くしようと自分の意見を言えなかったり、捻じ曲げたり、あるいはバカなフリをしてみたり、演じてみたりということに意味はないと思う。

しかしこの1週間、その意味のない言動ばかりをしてしまったことで、自分に対して背いているような、遣る瀬無い気持ちが、金曜日になってどっと湧いてきてしまった。

張り詰めていた、愛想良く見せようという緊張感がほどけて、なんかもう笑顔を失っていた。
水曜あたりに決めた同期大勢での飲み会が退勤後に控えていることに気付き、なんて当時の私はバカなんだと自分を殴りたくなった。

もう今週分の愛想笑いは使い切ったけど、まあお金払っちゃったし行くか。。。ということで行ったらまあ楽しい。

でも二次会で使える気力はいよいよ残っていなかったので、一本締めしたら誰にも話しかけられまいとダッシュで店を後にした。


そして社会人2週目、その状態は脱したものの、新たなモヤモヤが現れるのであった。

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