【本紹介〜チームが自ずと動き出す内村光良リーダー論〜】
【タイトル】
チームが自ずと動き出す内村光良リーダー論
【著者】
畑中翔太
【紹介】
マセキ芸能社の芸人ウッチャンナンチャンの内村光良さんのリーダー像について考察した本です!
理想の上司ランキング5年連続1位に選ばれている理由を一緒に仕事をしている芸人、スタッフの証言などから著者の考察がまとめられています(^^)
リーダーのあり方、人間としてのあり方の学びが多く、すぐ実践したくなる内容が多かったです!
【目次】
◆1章:リーダーシップ
◆2章:チームマネジメント
◆3章:コーチング/育成
◆4章:自己マインド/パーソナリティ
【感想・気づきまとめ】
各章で印象に残ったところを2つずつそれぞれピックアップします!
◆1章:リーダーシップ
<誰よりも一番「汗」をかく> P22〜
・誰よりも早く台本を頭に入れる
・56歳でバク転に挑戦する
・MCを勤めながら、お笑いライブを開催する
→「内村さんが走るなら、自分も走ろう」と周りが自発的に背中を追い始める
<誰よりも一番現場を「楽しむ」> P44〜
努力をすることは大変、辛そうな姿を見せる
のではなく、
誰よりも妥協せず、いいものを作ることに貪欲でありながら、誰よりも仕事を楽しんでいる姿を見せる
(感想・気づき)
リーダー自身が誰よりも身体を張っていたり、現場を楽しんでいる姿を見ると、自分もやろうという気持ちになることが学生時代とかを思い返すとよくありました(^^)
言葉で語らずとも行動など背中で語れるリーダーを目指していきたいと感じました!
◆2章:チームマネジメント
<相手に一度「ボール」を渡す> P111〜
・「僕はこんな風に思うんだけど、〇〇さんはどう思う?」と相手に一度考えさせる
・良いアイデアは素直に取り入れる
→部下が傍観者から当事者意識に変わる
<「今日は機嫌が悪い」をつくらない P136〜
常に"いつもの内村"でいる。機嫌を現場に持ち込まない
→機嫌によるチームのパフォーマンスの変化を部下が気遣う負担がなくなる
何故怒らないのか?というあるスタッフの質問への内村さんの回答
「お笑いの現場で、機嫌が悪い状態ができてしまうと、目指すべきおもしろいものはつくれない。楽しくお笑いがやりたいのに、それでは本末転倒だから、そういう空気はつくらないようにしているのかな??」内村光良
(感想・気づき)
リーダーが自分の意見を聞いてくれたという経験は認められているというメンバーの自信にもつながります!
感情の起伏が激しいリーダーだと質問するにもタイミングを見計らったり、ご機嫌取りをしないといけなくなり、それがストレスやパフォーマンスの低下につながると学びました!
組織内で良い状態で安定した自分を保つ大切さを学びました!
◆3章:コーチング/育成
<「一番のお客さま」でいる> P164〜
紅白司会
「なんか俺、すごい幸せで楽しい!」内村光良
→MCを務めながら、国民目線を忘れないスタンス
数字を取るより、内村光良が笑うかどうかのフィルター(常に受け手目線、人を貶める笑いでは笑わない)で番組づくりをしている
<「人間」を否定しない> P192〜
指導時に、「否定」「批判」「非難」の行動を取らない。落ち度を責めないし、怒らない。
「盗人にも五分の理を認める」デール・カーネギー
「人と揉めたとしても、揉めてる相手のことも最後には“あいつにはあいつの考えがあるから”とかばうというか、擁護するんです」内村宏幸氏(従兄)
指導時にも、部下のパフォーマンスと人間性を重ね合わせることを決してせずに、仕事のパフォーマンスに対する「改善」や「指導」のみに徹する
(感想・気づき)
仕事においてはサービスを受ける側の視点で、人間関係では相手の視点で見れるスタンスは本当に大事なことだなと感じました!
また、ミスがあってもその人の「人格」などの否定をしないということも絶対に必要なことだと改めて思いました!
◆4章:自己マインド/パーソナリティ
<「過去の功績」を忘れる> P224〜
「昔はこんなことをした」「あの時代はこうだった」という自慢話をしない。
→リーダーは過去の自分ではなく、常に現在進行形の自分でぶつかり合うべき
<つっこめる「隙」がある> P238〜
内村=隙のある人
つっこめる上司
・取り繕わない
・つっこみできる余地
(感想・気づき)
過去の功績にとらわれず、常に成長を続けているリーダーにとても憧れますね!
また、バリバリと仕事をこなすリーダーでも、周りからつっこみできる隙があるとコミュニケーションも取りやすく良い組織になりそうだと感じました!
yoshi
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