彼にとって私はちんこは勃たないが 水のようにないと死んでしまう存在らしい。 私にとって彼はんー、なんだろうか。 メンター。 私が私らしくいられるための精神の柱のような存在。 大好きな人。 けれど、恋愛対象にはしたくない人。 なんてったってクズですから。 ほんとに。 けれど、私はこんなにも真っ直ぐな人に出逢ったことがない。 こんなにも生きる力をくれる人に出逢ったことがない。 クズから生きる力をもらえるなんて 思ってもみなかった 笑。 彼は この世界が美しいということを知ってい
1.ごはんの力齋藤さんちにごはんを持っていき続け かれこれ1年以上経つ。 わたしはおいしいごはんがあれば どんなピンチも乗り越えられると本気で思っている食いしん坊カナコである。 齋藤さんちはイツキくんとアンズちゃんの夫婦である。 この夫婦のカタチとても変わってる。 そう言うとアンズちゃんには 変わってるってなぁに? 普通ってなぁに? って言われる。 2イツキくんとハナちゃん 出会いはハナちゃんの勤めるコンビニ。 イツキは毎日仕事前、仕事帰りに カフェラテを買いに来てくれる
1.コンビニの明かり新装開店のためコンビニの明かりが消えた 真っ暗だった そこに何も無いかのように。 いつもそこにあるモノの安心感。 でも いつもそこにあるモノなんて 何一つない。 誰かにとって いつもそこにいる人でいたいと思う。 けれど いつもそこにいる人なんていない。 やがて いつもそこにいてくれてた人は もうどこにもいない人になってしまうかもしれない。 いつも灯っているコンビニの明かりが 消えることもあることを知った夜、 いつもそこにいてくれる人を大切にしようと思った