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院進学いつ決める?

―今じゃないでしょ!

学部3年生の皆さんはそろそろ研究室に仮配属され、就職か院進学か迷っている学生さんも多くなっていることでしょう。

さらに地方国公立大学や地方私大の学生さんは院進学率も高くない(40%ほど)のところも多く、院進学を決めても周りが就活を始めていることで大きな不安になると思います。また院進学を決めても内部か外部かでまだ迷うことも多いと思います。

3月には就活も解禁されます。あと5ヶ月です。この時間を多いと思うか少ないと思うかは人それぞれですが、僕自身院進学を決めたのは合格してからのことでした。


院受験を決めた時


僕は大学に友達がほとんどおらず、サークルにも入らず、バイト三昧の人間だったので、大学に居場所はありませんでした。ただ11月頃には3年後期の生物の古典実験がとても面白かったのでまだ研究をしたいなぁと漠然と考えていました。

地方国公立大学だったので就職組が多く、院進学をする人は少数でした。当然、空気は就職の雰囲気になります。

僕は絶対進学!みたいな強い意志があるわけでもなかったですし、逆に友達もいなかったので就活の情報もほとんど入ってきませんでした。なんとなく入れさせられた就活のアプリをみてなんとなく業界研究してなんとなく自己分析してES書いてみて…な後期を過ごしていました。

12月頃、仮配属された研究室の先輩方と忘年会がありました。そこで外部の院進学を決めた先輩方からお話を聞くことができました。

「俺は〇〇の絶対研究がしたいんだ」

「俺は絶対受かる自信があった」

「もし万が一落ちたら院浪人して絶対入る」

なかなか強烈な先輩でした笑

ただこの先輩のおかげで、自分は少しだけ院進学してもいいかもなぁと思いました。

3月、就活も解禁され(合同説明会などは続々と中止されていましたが)、進学・就職か悩んでいた自分にも決めなければならない時が来てしまいました。

それでも僕は決められず、行く予定だった東工大や東北大学の研究室説明会も次々に中止となり、多くがZoomでの開催や完全な中止→自分でアポイントメントをとってZoomでの面談を行う、というような形になりました。

ただ僕は4、5月はほとんど何もしませんでした。

仮配属された研究室にも行けず、アルバイトはコロナの影響でほとんど入れず、半ニート生活を送っていました笑

5月に東工大のWEB説明会があったのですが、そういうときに限ってアルバイトがあり……。あとでアーカイブをyoutubeでみてここがいいなぁと決めていきました。

6月ようやく研究室の教授とアポイントメントを取りました。僕の場合、誰に学びたい、ではなく、何を学びたいか?という核が決まっていたので比較的すぐに研究室は3つ程度に絞られました。

コアタイムは何時間か・就職状況・何をどのように探求しているのか・英語力はどの程度ほしいのか

割と王道の質問だけして、自分の大学の教授と相談しながら、ここがいいのではという感じになんとなーく決め、なんとなーく受験することを決めました。

ここは大きな後悔でもあります。もっと"なぜ"を追求すべきだと思います。


院進学を決めた時


じつは僕は父と仲良くなく、院受験することも、就活していないことも、何も伝えてませんでした。受かったら伝えよう。そんな感じです。

7月からは割ときちんと勉強をしました。(勉強方法についてはまた別の記事で書きたいと思います)

僕の通っている大学は地方にあることもあり、都心部に比べ規制がゆるく、早くから図書館などは開放されていたので図書館やカフェにいってすることが多かったです。

1ヶ月間ほぼ毎日勉強をし続け、受験方法の変更が5日前に伝えられたり、色々ありましたが、勉強の方法は全く変えず、受験当日を迎え、面接も終え、無事合格し、そこでようやく父に伝えました。

やっと言ってそのときに父から進学を許されたので、ようやく本当に進路を決定することができました。

裕福な家庭ではないので、もし許されなかったら、就職するかぁぐらいの感覚でなぁなぁと報告しましたが、絶対もっと親と話し合うべきでした。

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