みんなが選ぶ邦楽オールタイムベストアルバム、僕の選んだ30枚(100枚)は何枚入っていたのか?

Twitterのフォロワーさん、JMXさんがこのようなことを企画して、実行してくれました。

200人が投票したそうです。とても大変ですよね‥。本当にお疲れ様です。まる1ヶ月、この企画の集計にかかりきりだったわけですから、相当キツかったと思います。本当にお疲れ様です!

このランキングが今日全て発表されました。すごく楽しんでみれましたね。で、僕も投票したんですね。僕の投票した30枚はどうなったのか?皆さん、これを読んでいるということは気になっていますよね?気にならない?そ、そんな‥。

まあ‥前置きはこのあたりにして‥僕のベスト30と実際のランキング結果を照らし合わせて見ていきたいと思います。ランキングはこちらの方が見やすくまとめてくれています。ランクインしなかったアルバムについて嘆いている風に書いていることが多いですが、ランキング結果に文句を言っているわけではありませんので、ご了承ください。あくまでランキングを尊重した上で書いております、ます!



僕の選んだ30枚


30位 KARAKURI HOUSE/LÄ-PPISCH(1989)

ランキング結果:ランクインせず

80年代後半にデビューしたスカバンド、レピッシュ。ブルーハーツやユニコーンと同期に当たるのですが、どうにもリアルタイム世代以外には知名度がない。正直ランクインしないだろうな‥とは思っていました。ただ僕はスカパラと並ぶ日本のスカの総本山だとおもっているので、是非とも語り継いでいきたいです。上田現と杉本恭一という、このバンドの二人のソングライターはもっと評価されても良い!


29位 サーフ ブンガク カマクラ/ASIAN KUNG-FU GENERATION(2008)

ランキング結果:ランクインせず

アジカンが1枚もランクインしなかったのが意外だったなあ。ソルファあたり入るかな〜と思った。ファンの間でも好きなアルバムは割れるので、票が割れてしまったか‥。このアルバムはウィーザーライクな1発録りパワーポップの名盤です。10曲30分ってところも最高すぎやしませんか。


28位:(WHAT IS THE)LOVE & POP?/Base Ball Bear(2009)

ランキング結果:ランクインせず

Base Ball Bearも票が割れそうだな〜と思っていた。これは初期Base Ball Bearの集大成とも言えるサードアルバム。僕はこのアルバムこそ最高傑作だと満足しすぎて、10年くらいBase Ball Bearから離れてしまった。最近また聴き始めました。今は音数を絞ったミニマルなスリーピースロックサウンドになってます。Base Ball Bearはこれからも目が離せない存在なので、また追いかけていきたい。


27位 十三階は月光/BUCK-TICK(2005)

ランキング結果:ランクインせず

BUCK-TICKも票が(ry

BUCK-TICKは正直1枚くらいはランクインするかな‥と思ってました。ただなんせアルバム枚数が多いし、アジカン以上に票が割れてしまったと思われます‥。このアルバムはボーカル櫻井敦司のゴシックな世界とメインソングライターの今井寿の音楽性が合わさった名盤!しかしデビューから30年以上、未だに前線でバリバリ活躍しているのが凄い(この前出たアルバムはオリコン3位!)

BUCK-TICKやLUNA SEAはヴィジュアル系(あまり好きな言葉ではないけど‥便宜上)に苦手意識がある人にも勧めたいなあ。


26位 JAG OUT/THE STREET SLIDERS(1984)

ランキング結果:ランクインせず

大学の後輩だった浦沢直樹に「レベルが違いすぎる」と、音楽への道を諦めさせたスライダーズ。ミック・テイラーがいた頃のストーンズを彷彿とさせるツインギターが魅力のルーズなロックンロールバンド。テレキャス使いのハリーとSG使いの蘭丸のギターアンサンブル、それを支えるタイトでファンキーなリズム隊。RCサクセションに負けていない。僕はこのサードアルバムが最高傑作だと思っています。ランクインせず😭

ローリング・ストーンズ、RCサクセションが好きな人にとにかく聴いてもらいたい。こんなにカッコいいロックンロールバンドが日本にはいたのだ!


25位:南蛮渡来/暗黒大陸じゃがたら(1982)

ランキング結果:41位

ついに僕の選んだ30枚からランクイン!じゃがたら、はリアルタイムではない世代の人にもかなり聴かれているイメージなのでランクインは納得。そして思っているより高かった。日本でここまで混沌としたファンクをやった人達が他にいるのだろうか(いるかもしれない) 江戸アケミの言葉にはすごく力がありますよね。

ちなみに「タンゴ」は僕の大好きなお笑いコンビ、空気階段の出囃子です。カッコよすぎる曲。


24位:Making the Road/Hi-STANDARD(1999)

ランキング結果:38位

AIR JAM界隈、メロコア界隈は殆どランキングしなかった中、見事にハイスタはランクイン!ナンバーガールやミッシェルが好きな人で当時このあたりのバンドを聴いている人はあまりいなかった印象だけど、ハイスタだけは例外的に聴かれていたイメージがある。実は僕は中学の頃の音楽の趣味はどちらかというとAIR JAM寄りだった。BRAHMANとかマッドとかバックドロップボムとか。わ、私がそういうの聴くなんて‥意外‥‥‥‥‥ですか‥‥‥‥?(ここは儚げなヒロイン風に読んでください)


23位:FUNKASY/SUPER BUTTER DOG(2000)

ランキング結果:ランクインせず

もしかしたら100位〜95位くらいでギリギリ入るかなーと思ったけど入らなかった😭

ハナレグミやレキシが在籍していた伝説のジャパニーズファンクバンド。面白な雰囲気をまといつつ、演奏はめっちゃファンキーでカッコいい。スライ&ザ・ファミリーストーンに出会えたのは彼らのおかげ。コミュニケーション・ブレイクダンスは今の時代にも通ずるアンセム。

とにかく楽しいバンド。解散ライブのDVDのオーディオコメンタリーを収録するために解散後にみんなで集まったりするのも、このバンドらしいなあと。


22位:Let me Roll it!/L⇔R(1995)

ランキング結果:ランクインせず

これも100位〜90位くらいになら入れるかなーと思ったけどランクインせず。僕が勝手に日本のポール・マッカートニー、ブライアン・ウィルソンと思っている黒沢健一が率いていたポップなロックバンド。とにかく完成度が高いポップな曲をたくさん世に送り出してくれたバンド。多くの人に聴いて欲しいバンド。どの曲も本当にメロディが良いんですよ。まだまだ黒沢健一の作る曲が聴きたかった。


21位:010/THE MAD CAPSULE MARKETS(2001)

ランキング結果:ランクインせず

ハイスタのところで書いた「マッド」はこのバンドのことです。ハードコアパンクを基調に、デジタルとヒップホップな音楽を組み合わせた名盤。AIR JAM界隈に括られますが、その中では異色な存在のバンドの1つ。AIR JAM界隈よりも、さっき挙げたBUCK-TICKの方が音楽性は近いと思う。ちなみにハイスタはAIR JAMにマッドをオファーしに行くとき、先輩というのもありちょっとビビっていたらしい。マッドはメンバー全員デカイしね(関係あるのかな‥?)

BABY METALの「ギミチョコ」を作ったのはこのバンドの人です。ランクインするかも‥と思ったけどせず。

20位:トドメをハデにくれ/Theピーズ(1993)

ランキング結果:70位

自分が選んだアルバムで、ランクインしていちばん嬉しかったのがピーズです。正直入らないと思っていた。包み隠さないむき出しの歌詞、ビートルズのようなグッドメロディにフィールグッドのようなロックンロールを合わせたような‥。いろいろ思い入れがあって一言では言い表せないバンド。僕はピーズが入っただけでこのランキングがあって良かったと思ったほどです。

ラストの10分にも渡る大曲「シニタイヤツハシネ」は聴いたとき衝撃だったなあ。でもこの曲はタイトルとは裏腹に「生きるんだぞ」と言っていると思うんです。

19位 風街ろまん/はっぴいえんど(1971)

ランキング結果:2位

今回このアルバムがどうなるのかが一つの注目ポイントでしたね。一時期の沢山の称賛から一転して、今は「過大評価だ」みたいな声が大きくなっているような‥。昭和日本ロックで はっぴいえんど ばかりが持て囃される風潮には思うところ正直あるのですが、このアルバムが名盤なのは変わらないと思います。「どうせ風街ろまんなんでしょ」みたいな物言いはあんまり好きじゃない。楽しく聴こうぜ!あんまり悪く言うと、はいからはくち、しちゃうぜ!!

18位 元気です。/吉田拓郎(1972)

ランキング結果:ランクインせず

昭和フォーク界隈で入ったのは井上陽水くらいかな?吉田拓郎も1枚は入るかな〜と思ったけど。陽水と比べて若い人のリスナーが少ないような。陽水は、清志郎や はっぴいえんど界隈と直ぐに繫がるから聴かれやすいのかな(拓郎も松本隆と仕事してるんだけどね‥)

吉田拓郎。実はスピッツ、ビートルズと同じくらい、自分の中では重要な存在です。高校時代に毎日聴いてました。吉田拓郎を聴かないやつは俗物だと。でも今考えれば、俗物は僕ですな(笑)

拓郎の初期の名盤です!若い人にも聴いて欲しい!

17位:BGM/Yellow Magic Orchestra(1981)

ランキング結果:24位

YMOでいちばんランキングが高かったアルバム。RYDEENなどが入っているSolid State Survivor(27位)より高いのは個人的には納得。YMOのファンと話すと、このアルバムをフェイバリットに挙げる方が多いのです。かなりの実験的な作品で、当時のファンはきっと驚いたんだろうなあ‥後追いの僕ですら「?」となりました。坂本龍一と細野晴臣の不和が絶頂だったらしく、その感じが音に出ている気がする。

幸宏さんのドラムが全体的に最高なアルバム。

16位:ワルツを踊れ/くるり(2007)

ランキング結果:36位

くるり、はたくさんランクインしてましたね。確か5枚。その中で2番目に高かったアルバム。前作のNIKKIがファンの間では不評で(僕は好きだけどね!)、それもあってこのアルバムは当時のファンに熱狂的に迎えられた気がします。なのでこのランクは納得。ブレーメン良いよね。ストリングスの使い方がJ-POP的じゃなくてクラシックみたいで好き。いつか、くるり、のアルバムだけで人気投票したら面白い気がする。僕はそういうの苦手なので企画はしないけど‥(他力本願マン)

15位:音楽は素晴らしいものだ/キンモクセイ(2002)

ランキング結果:ランクインせず

このアルバムがランクインしないとは‥認めたくないものだな‥(by シャア・アズナブル)

昭和歌謡やポップスやビートルズを基調としたポップス。特に大滝詠一や筒美京平の作った歌謡曲への熱いリスペクトを感じる。リズムが跳ねている曲が多いのも良い。ボーカルも声が透き通っていて、さらに伸びがあって大好き。

「ふたりのアカボシ」で紅白に出たくらい人気のあったバンド。良いバンドです。オススメです。聴いて欲しいです。僕ら世代は「さらば」を聴くと、「あたしンち」を思い出すんじゃないかな。

実はメンバー全員作曲ができるバンド。

14位 VITAMIN/電気グルーヴ(1993)

ランキング結果:88位

ロック以外だと電気は強かったですね。僕は「J-POP」と迷ったけど、こっちを選びました。ピエール瀧の代名詞「富士山」、大名曲「N.O.」などの親しみやすい曲とテクノ炸裂のインストのバランスが良い。個人的には電気のアルバムの最初の1枚に推したい。

またサブスクで聴けるようになって良かったー!

13位 二十歳の恋/小島麻由美(1996)

ランキング結果:ランクインせず

認めたくないものだな‥(by 二度目の登場、シャア・アズナブル)

マジかー!小島麻由美ランクインせずかー!僕が最も好きな日本の女性ミュージシャンです。歌謡曲とジャズを組み合わせたような不思議な世界。小島麻由美はとにかく素晴らしいんですよ。声も不思議な感じ。知り合いの方が「小島麻由美には不思議な曲しかない」って言っていたんですけど、すごくわかる。

選んだ30枚でどれを聴いて欲しいかと質問されたら迷わずこれを選びます。

「セシルのブルース」「二十歳の恋」「さよならセシル」はセシル三部作と呼ばれています。是非是非。

個人的には椎名林檎との比較はしっくりきません。どちらも良さが違うと思うし‥あと小島麻由美さんの方が4年ほどデビューが早いよ。

12位 MISSLIM/荒井由実(1974)

ランキング結果:34位

これは入るだろうと思いました!!名盤!

スピッツの草野マサムネ曰く「ユーミンはバブルの象徴だと思っていたから聴かず嫌いだったんだけど、20代前半の頃にライブハウスの店長にこのアルバムを勧められて聴いて、大好きになった」とのこと。荒井由実時代の人気は今回投票した人達の中ではすごいんじゃないかな。僕も荒井由実時代の方が好きです。ただバブル期のユーミンも結構好きなんですけどね‥(笑)

11位 クリープ・ショー/Creepy Nuts(2018)

ランキング結果:ランクインせず

ヒップホップも苦戦してましたね。入ってましたっけ。RHYMESTERとかスチャダラパーは入るかと思っていた。スチャダラパーはオザケン好きな人がもっと投票するかな‥と。

話が逸れました。日本の若手ヒップホップの星、Creepy Nuts。ラジオリスナーからは大阪マンと髪型ヘルメットなどとバカにされつつ、実はめちゃくちゃリスペクトされており、実力も曲の良さも折り紙つきの良さ。サンプリングのセンスも最高に好き。誰かが(そこ忘れちゃダメなのでは)「Creepy Nutsがいればとりあえず日本のヒップホップはなんとかなる」と言ってました。あと日本の若手ヒップホップだとBAD HOPなんかも好きだなあ。

追記:ブルーハーブがランクインしていました。

10位 カメラ=万年筆/ムーンライダーズ(1980)

ランキング結果:ランクインせず

100位付近に入るかな‥と思ったけど‥😭😭😭😭

日本のニューウェーブのアルバムの最高傑作の1つだと思います。曲のタイトルは全て映画から。とにかくニューウェーブ炸裂アルバム。

6人全員が曲を書けてプロデュースもできる最強集団。YMOと比べてあまりにも聴かれていない‥。僕のフェイバリットはこれなんだけど入門にはこのアルバムより、「青空百景」というアルバムがポップで聴きやすいと思うのでオススメかな。

XTCのアンディ・パートリッジとも交流が深いバンド。

9位 SUNSHOWER/大貫妙子(1977)

ランキング結果:ランクインせず

認めたくな(ry

シュガーベイブはランクインしていたけど、大貫妙子はランクインせず。嘘だと言ってよバーニィ‥。個人的にはユーミンと並ぶ日本の昭和を代表するシンガー。このアルバムはポップスとジャズのオーバークロスを行ったものとしてはかなり早いアルバムで、なんとスティーリーダンの「Aja」より早いです(こっちのが2ヶ月くらい早かったはず)

坂本龍一が全面参加。細野晴臣も結構ベースを弾いています。みんなで聴いちゃおうよ♥

8位 金字塔/中村一義(1997)

ランキング結果:11位

11位というランキングの高さに驚いた方が多かったみたいですね。でも僕はこのアルバムは必ず上位に入ると思っていました!僕が小学校の頃に出たアルバム。家にあったので、かなり早い段階で聴いていました。ビートルズが大好きな青年が一人宅録で作ったアルバム(「犬と猫」の歌詞に出てくる「状況が裂いた部屋」は宅録していた部屋のことらしい)

渋谷'ツェッペリン大好き'陽一に「10年に1度の天才」と言われたりしてましたね。さっきランクインすると思っていたと書いたけど、今でも聴かれていると知って安堵した気持ちもあります。「魔法を信じ続けるかい?」に「この歌を20年後に聴けば、夢が解る」という歌詞がある。本当にちょっと解った気がする。

7位 ファンファーレと熱狂/andymori(2010)

ランキング結果:10位

ランクインするとは思ったけど、こんなに高いとは!!当時、確か音楽賞?なんか取ってましたよね。和製リバティーンズなんて呼ばれてましたな。独特なワードセンスなんだけど不思議とエモーショナルな歌詞、シンプルなスリーピースの演奏、グッドメロディ。小山田壮平は同年代(僕より歳上だけどね)を代表するミュージシャンだと思うし、このアルバムは2010年代を代表するアルバムだと思う。

6位 がんばれ!メロディー/柴田聡子(2019)

ランキング結果:ランクインせず

ランクインしないとは思ってました。ただどうしても上位に入れたかった。暗い音楽も僕は好きだけど、このアルバムはとても多幸感があります。「全員幸せになるぞ!」をテーマに作られたらしい。とってもポップ。柴田聡子って不思議で、心地良さからギリギリ外さない感じの音楽というか‥表現するのが難しい。聴いてもらうのが早い。10年後に同じような企画があったときはランクインして欲しいなあ。柴田聡子はとってもキュートで好きです。

5位 TEENAGER/フジファブリック(2008)

ランキング結果:54位

フジファブリックでいちばんランクが高かったですね。このバンドには思い入れがありすぎる。感傷的な気持ちがくっついてきて、どうしても冷静に語れません。もはや日本の夏の終わりのアンセムとなった「若者のすべて」と、終始意味不明な「パッションフルーツ」が一緒に入っているのが正にフジファブリック。ポップだしこのアルバムをいつも入門に勧めています。

4位 3/キリンジ(2000)

ランキング結果:15位

おおおおお、高い!ビックリしました。ランクインはするだろうと思ったけど、50位とかそのあたりかなーと。堀込高樹と堀込泰之の堀込兄弟のバンド(弟の泰之は2013年に脱退😭😭)

平成の日本のポップスの最高峰の中の最高峰だと思います。「エイリアンズ」は言わずもがな、「グッデイ・グッバイ」(陽気なニートソング)、「千年紀末に降る雪は」(クリスマスを哀れなサンタクロースの視点から書くのはこの人らだけでは?)、「悪玉」(悪役レスラーの歌)、「イカロスの末裔」(何のことを歌っているのかよく議論になる)、と名曲ばかり。あとキリンジって何故か、ヒップホップ界隈の人達にすごく愛されんですよね。かせきさいだぁ、RHYMESTERなど(両者ともコラボ経験あり)。何かわかる。何かわかるってだけで、理由を上手く言葉にできないけど。

3位 サニーデイ・サービス/サニーデイ・サービス(1997)

ランキング結果:61位

サニーデイ・サービスもめちゃくちゃ強かったですね。セカンドの「東京」(17位)がやはり圧倒的に高かったですが、僕は4枚目のこれがフェイバリット。曽我部恵一もこのアルバムでサニーデイは1つの頂点を迎えたと言っていたはず。メロウロック(そんな言葉はあるのでしょうか)の大名盤。「東京」「愛と笑いの夜」「サニーデイ・サービス」の3枚は個人的には3部作だと思っています。

2位 祝祭/カネコアヤノ(2018)

ランキング結果:ランクインせず

弟「あっ、流れ星!」

姉「あら本当!あなたは何をお願いしたの?」

弟「ヘヘ‥おもちゃの銃が欲しいってお願いしたんだ」

姉「まあ、呆れた!」

弟「お姉ちゃんは?」

姉「そう‥そう‥わたしはね、カネコアヤノの祝祭がランクインしますように‥世界中の人がカネコアヤノを聴きますように‥って。」


星降る夜には、きっと世界のどこかでこんな会話がされていることでしょう。このアルバムがランクインしなかったのも意外でした。なんなら上位にランクインすると思っていた。個人的には、あいみょん と並ぶ日本の若手女性シンガーソングライター。ラジオから流れてきて知ったんですけど、特徴的な歌詞と声、どこか懐かしいメロディに強く惹かれてあっという間に虜になりました。カネコアヤノも広く聴かれてほしいです。

偉そうに書いてますけど、ランキングをJMXさんに送ったときにアルバムタイトルを「祝日」と間違えて送って御迷惑をかけました(🤔)

ちなみにラジオでかかった曲に殆ど触れない おぎやはぎ(二人とも音楽には詳しいんだけどね。洋楽にも詳しいし、シャムキャッツも好きだし) が、「恋しい日々」がかかったときに「これ昭和の歌?クレヨンしんちゃんに声が似てる気がする。なんだろう‥すっごく良いね。」と珍しく褒めたので話題になりました。爆笑問題の太田さんもお気に入りらしいです。

1位 名前をつけてやる/スピッツ(1991)

ランキング結果:26位

スピッツも強かったですね。そんな中でいちばんランキングが高かったアルバム。このアルバムって何か人気ありますよね。ライドのようなインディーロックと歌謡曲をブレンドしたかったと草野マサムネが言っていたけど、本当にそのブレンド具合が絶妙というか。というか単純に曲が良いですよね。自分の1位が上位に入るのはやっぱり嬉しいですね。ただスピッツだとハチミツと三日月ロックがランクインしなかったのが意外かな。ただスピッツも票が割れたと思うんですよ、その中で複数枚ランクインしたのはさすがですね。

ちなみに僕は個人的に勝手に100枚選びました。そのランキングのリンクを貼っておきます。

ちなみに30枚のうち、ランクインしていたのは14枚でした。半分行かなかったか‥100枚だと、どれくらいランクインしているかは確認していません。日記書いていて力尽きました。こんなに日記が長くなるとは思わなかったっす!

ランキング結果にいろいろ言いたい方もいるかと思います。でもこういうのって楽しんだもの勝ちです。誰もが納得するランキングなんてあるわけがありません。そんなのが実現するのは「好きなラーズのオリジナルアルバムランキング」くらいです。

改めてランキングを企画・集計して頂いたJMXさん、本当にお疲れ様でした!


みんなも好きなアルバムに誇りをを持っていこうな。「ランキングが偏ってる」って言われたからって自分の趣向に疑問を持つ必要なんてない。だってさ


〜完〜










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