見出し画像

チャーリーとメーテル

久しぶりに義家族ネタを書くきこぺんアロハです。

メーテルというのは夫の母。2019年11月から同居している。同居前もいろんな事があったけれどまあなんとか暮らしている。同居と言っても食事は別々だし全く顔を合わせない日もある。私が日本へ行っている間は、同居しているメーテルの妹である叔母が夕食だけでなく会社に持っていくお弁当まで作ってくれるのでありがたい。

元校長先生だったメーテルは引退して随分経つが未だに校長先生だ。夫は末っ子だがほとんど距離を置いていて最近はないが時には大喧嘩をする。去年、夫が病気で入院した時はずっと泣いていて私が大変だった。それはさておき本題に。

赤ちゃんのお祝いを買うのはいつだって楽しい❣️

同居している義姉の息子つまり甥夫婦に赤ちゃんが産まれた。4月にベビーシャワーを家族でして5月にメーテルと義姉がヨーロッパ旅行から戻ってすぐに産まれた女の子チャーリーちゃん。

土曜日の朝、お休みのはずの義姉の車がなかったのでメーテルに聞くと「孫に会いに行ったのよ。」とご不満そう。メーテルにとってはひ孫にあたる。孫は、4人でひ孫ももうすでに2人いるメーテル。チャーリーが産まれる前に私は父の事で日本へ行ったので私もまだお目にかかってはいない。夫によると甥の奥さんが産後とても神経質で赤ちゃんをまだこの家に連れて来ていないらしい。このとても神経質と言うのはメーテルが足したフレーズのような気がする。神経質になるのは当たり前。

何となくわかる。産まれたばかりでこのご時世外出していろんな人に赤ちゃんを触れるのは嫌だろう。ここ数年、皆んな一生懸命手は洗っているけれどまずは両親である甥夫婦が決める事でメーテルが無理強いはしない方が良い。

「一体いつになったら赤ん坊に会えるのかしら。高校生になるまで待てってこと?」とプンスカ怒っている。でも会ったら会ったでこのおばあさんは次の至難を与えるのを私は知っている。同居していない方の義姉メーテル2号にも3年前に孫が産まれた。男の子でタイラーくん。こちらの甥は小さい時から赤ちゃんをこの家に連れて来ていた。私と夫で子守した事もある。時々会えてるからご満足ではないのがうちのメーテル。こちらの甥夫婦には顔を見る度に「洗礼はいつ受けさせるの?」熱心なカソリック教徒のメーテル。洗礼を早く受けさせよと言う場面を年に数回目撃している。詳しくは良く知らないが洗礼の前に両親も数回お勉強会に行くらしい。ついこの間も電話で恐らく義姉に「3歳にもなって洗礼を受けてないなんてありえない。」と言うのが聞こえた。

生後2ヶ月のチャーリーに私も会いたいけどメーテルが絶対にあの怖い顔で「それで洗礼はいつなの?」「どこの教会?。」と甥夫婦に詰め寄るのは見たくない。きっとそうなるのをわかっていて来ない気もする。

宗教の事はリスペクトするし、自分の家族にはきちんとさせたいのだろうけどそれぞれの両親である甥夫婦がどうするか決めたら良い。そんなわけでチャーリーに会える日は、当分来ない。おばあさんの事は、待たせて良いから元気にすくすく育ってほしい。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?