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「誰もが読みたくなる要約」編集・ライティング研究成果発表


編集・ライティング研究「ヘラ研」が所属しているinquireで始まって、早3ヶ月。今日は私が2期目で研究したのは「誰もが読みたくなる要約」研究。


ことの発端は、会社のツイッターを運用するのに、ツイート文をうまくかけなかったこと。「誰もが読みたくなる要約」を身につければツイート文もうまくかけるし、〜〜〜にも活用できると思い研究テーマをこれにした。

とりあえず要約してみよう!

最初に始めたのは、とりあえず要約してみること。自分の実力がどのくらいか、要約のどの部分が苦手としているのかを把握するためだ。

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要約する記事は、inquireメンバーに思い思いに投げてもらった(自分で選んでしまうと、要約しやすいものを選んでしまうので…)

そして、毎日要約をしていく。(私はだいたい昼ごはんを食べ終わって、仕事に取り組む前に実施)課題意識を持っていたツイートにちなんで、ツイートできるくらいの文章量だ。

記事の文章量や理解度によって、要約にかかる時間は変わっていった。早くて20分、遅くて1時間くらい。

1週間くらい続けてでてきた課題がこちら

⚫︎記事の内容はなんとなくわかるが、読みたいと思える文章ではない
⚫︎一文が長くてスッキリしない(特に前提が長くなってしまう)

そもそも「誰もが読みたくなる要約」ってどんなもの?

そもそも「誰もが読みたくなる要約」を目標にしていたが、私は「誰もが読みたくなる要約」がどんなものかを理解していないのでは?と1週間経って気がついた。そこで、メンバーを募って要約大会を実施。みんなに要約をしてもらって、どういう要約が佳きかを話し合った。

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要約の議題はこちら

そしてできた要約がこちら

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(私もやってみた)

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ここで出てきた論点がこちら

⚫︎私ともりやさんは言葉尻がちょっと固い。目標がツイート文なので、媒体に合わせたほうがいいのでは?
⚫︎「感情的変化」「身体的変化」「行動的変化」など抽象的な言葉を使うことで、これは一体なんだろう?と思わせる(小山さん)
⚫︎「憂鬱になりがち」「胃や首に痛み」「不眠」といった具体的なものがあったほうが自分ごととして取りやすいのでは?(もりやさん)

誰に読ませたいか。ターゲットに合わせて抽象度を変えることが大きな要因になるっぽいというのを得た。

導入文を活用して、読みたくなるフックを作ろう

次に参考にしたのがこちらの「考える技術・書く技術」。

この第4章「導入部はどう構成すればいいのか?」を参考にした。短くて、読ませたい文章って他にどこに転がっているかな?と考えた時に、一番に思い浮かんだのが「導入」だった。

この文章で特に参考になったのが、「状況」「複雑化」「疑問」「解決」に分けて文章を考えること。

例文:桃太郎
状況=おばあちゃん、おじいちゃんが暮らしていた
複雑化=桃が流れてきて、桃太郎が生まれた
疑問=桃太郎は一体なんのために流れてきたか?

このように文章を分けると考えやすい。そしてこれを参考に書いた文章がこちら。

「結構読みやすくなっていないだろうか?うんうん、なんだかミリ単位だが成長した気がする👏

こうやって小さく試行錯誤を1ヶ月くらい続けて、レベルアップをしていった。

今月からも新しい研究が始まるので、プレイフルに研究を進めていこうと思う\\\\٩( 'ω' )و ////





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