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今年一番楽しかったこと

 今年ももう大晦日。早い。何もしてない。例年通りだ。備忘録としてこのnoteを始めたので、今年楽しかったことを忘れないうちに書いておく。


 今年は仕事で沖縄に行きました。6月23日の「慰霊の日」に。そしてシフト上たまたま24、25が休みだったので現地で休日とりました。
 
 もう飲むしかない。

 そしたら、大阪の友達が那覇に来ていたのです。遊びで。「本当に勤め人か」と思うくらい自由な勤務形態(そのくせ高給取り)の友人が。
 国際通りで合流し、セブンイレブンで酒を買い、ベンチで飲む。小さいバケツみたいなのに入っている氷にそのままストゼロみたいなの注いで飲む。あかん飲み方だけど、異様に美味しかった。天気も良かったし(不思議と「慰霊の日」は晴れる、と言われている)楽しかったなあ。
 その後、同じホテルに泊まっていることが判明し「マジで⁉︎」と笑い合ったけど、友人の方がグレードの高い部屋と判明し友情にややヒビが入った。脆い。


 同率一位は、12月19日に梅田(とゆーか堂山町)のラテラルで行われた『大阪の生活史』聞き手の打ち上げ。

 聞き手や語り手が約100人集まり交流を深めるという、岸政彦さんと出版元の筑摩書房によるサービスとしか思えないイベントだったのだけれど、「生活史の聞き手をやりたい」という「趣味嗜好」が同じ人が集まるのだから、話が合わないはずがない。

 ディスタンクシオンやなぁ…。

 メインは岸さんが持ってきた大阪名物を賭けたビンゴ大会。当たった人は壇上にあがり、自己紹介がてら聞き取りの際のエピソードを披露するというある意味罰ゲームな内容で、参加していた別の友人は「ビンゴになっても絶対『ビンゴ』と言わない」と宣言。目立ちたくない気持ちは分からんではない。

 目玉は、『大阪の生活史』の束見本。「こーゆーつくりの本になりますよ」という見本のようなもので、表紙がついた単なる白紙の束。しかし、「鈍器本」の束見本だけあって白紙の束ではなく、白紙の塊としか呼べない珍品。これは欲しい!が、当たらず。
 手に入れた男性が「叔父が製本屋をしている」と話した時、めっちゃ会場が沸きました。手に入れるべき人が手に入れるのだなあ。


 以上、今年一番楽しかったこと。来年も楽しいことが起きればいいなー

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