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映画「マッチング」を観ました

※ただの感想というか日記なのでネタバレもどうでもいい話もあります。

先週、映画「マッチング」を観ました。
かつてないほどなんにも前情報を入れずに映画を観た。どのくらい何にも知らなかったかっていうと、始まってから主演が土屋太鳳だと知ったレベル。出演者だれひとり把握してなかった。

太鳳ちゃんは好きだし、ほかも知ってるキャストさんばっかだった。佐久間大介の演技は初めて見たかも!オタクジャージの人だ!と思った。(少プレかなにかの記憶)立派になって……。演技、よかったです。

そもそもなんでそんななんにも知らない状況で観たのかっていうとまあ率直に映画デートに行ったからです。
付き合ってはいない相手で、数日前にレイトショー行ってみたいって言われて。
まあ映画が見たいっていうか、わたしと会いたいんだな〜!って鬼のような自己肯定感の高さで特に何観るかは考えてなかった。
前回会った時に「52ヘルツのクジラたち」についての会話してたからそれ観るんかなあとは勝手に思ってたけど。そしたら、ホラーがいいって言われて「マッチング」になった。

映画デートの偏差値が低すぎるのでポップコーンを食べた後の手を握られて、手汗とキャラメルで相手の手をべちょべちょにしてしまった。ぜったいわたしの怖がってる反応見たくてホラー映画にしただろうけどわたしは終始そのことを心配してたよ。ああいう時って相手側じゃない手でポップコーン食べなきゃいけないんだね、学び。

始まってすぐウェディングプランナーの制服がちょっとうちの職場に似ててニヤリポイント。
あと杉本哲太演じるお父さんの職業、ホテルマンだよね!団体客とか客室の不備の書類とか。わたしもホテルマンなのでこれもまたニヤリポイント2。
主人公の年齢までわたしと同じだったのでこれもまたニヤリ。
映画館出てその話で盛り上がれてちょっとこれは嬉しかった。身内ネタ、共通項って大事だ。

内容、イヤミス慣れしてるせいで展開読めない!とかはなかったかも。あとメタ視線で金子ノブアキがいい奴なわけないやんって思ってたし。
いちばん怖かったのが友達が死ぬシーンかな。
どう死ぬか分かんないからさ。
くるぞくるぞ感が怖い。
太鳳ちゃんの叫び声のほうにビクッとしたわ。

お父さん不倫してたパターンまじで辛いな。最後にかけた言葉考えても余計悲しいし。まあたしかになー、わたしでも軽蔑するわ。ほんと悲しい。
父親に関しては因果応報イヤミスだけど、娘に関してはほんとにかわいそう、胸糞イヤミスジャンルですね(そんなのあるの?)

「僕はストーカーだけどアイツは人殺しだ!」の台詞になんか笑っちゃったんだけど(どっちもどっちだよそりゃ)いやお前は結局ストーカーかつ人殺しやないかいって思ってしまった。

映画でも本でも、ほかの人の感想探すのが好きなんだよね〜〜、けっこういろんな感想読んだ。
イヤミス好きとしてはああいうゾクっとendわたしは大好き。けどそこまでどんでん返し!とも思わないかも。
わたし自身はラストを考察するってよりは「へ〜ほんとに不幸な人なんですね…それでも満たされなかったんだ」って思って終わるタイプでもあるし(そこは冷めてるんかよ)

主題歌がAimerなのがびっくりした。
「あなたの番です」思い出したな〜。

原作ももしかしたら読むかも?
久しぶりの映画よかったです!!

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