やはり野球の審判は人間に限る!

はじめに

この文章は大学のテストにて、「スポーツの審判を人間が続けるべきか?それとも全て機械に任せるのか?」的な課題で書いたものを加筆修正したものです。そのため、タダで他人に答案を見せるわけにはいかないので、有料記事という形で公開させて頂きます。

追記 2020/3/27有料とは書いておきましたが、コロナに負けるな!ということで(?)無料公開にします。答案パクってもいいけど多分ばれるよとだけ書いておきます。

以下本編

今現在科学技術というものは格段に進歩しており、カメラのイメージセンサーから人工知能まで、さまざまな分野で実用化されています。

そんな中で、スポーツの審判は人間がやって誤審が起こることがあるんだから、機械化してもいいんじゃないか?という議論が度々巻き起こりますが、「そんなことはない!」という事をいくつかの事柄を通して述べて行きます。

機械が買えない所はどうなる?

そもそも、競技団体ごとに資金力に差があり、高野連では出来たが、地方の学童野球では出来なかったり、日本では出来たが、アフリカでは出来ないなど、各種の競技団体間で差が生まれることにより、不公平になります。
また、ただでさえ保護者などには野球はお金がかかる思われて敬遠されている風潮があるのにも関わらず、それを助長させることをしてどうする?と思う訳です。

審判は人間の方が面白い

水島新司の代表作「ドカベン」にも、審判の気持ちやセリフが入っているシーンもありますが、実際にも審判が人間味のある行動をとったり、逆に審判に対して選手などが人間味のある行動をとることがあります。(もちろんいい意味でも悪い意味でも)

・NPB白井審判は、今は天国にいる娘に聞こえるように特徴的で大音量のコールしている。

・昨シーズン試合中に倒れたNPB敷田審判を両チーム勝負に関係なく助けるシーン。

・当たってもいないボール球を当たったと主張し、勝手に一塁に行く達川光男に対し、戻れ戻れとジェスチャーを送る球審。(達川光男と審判の駆け引きはこの動画に詳しく載っている)

などなどNPBだけでも結構審判が関わる場面があります。(もちろんMLBや高校野球にもある)
また、そんな審判だからこそ固有ファンがいたり、審判のみの情報を細かく扱った同人誌も出ていたりしています。

もし、審判が機械だったらこれらの場面を見ることはできなかったでしょう。

機械化の弊害

今現在家電はIoT(Internet of Things)化が進められており、審判の機械でも恐らくインターネットに繋がれることは避けられない予想されます。

IoTの課題の一つとして、セキュリティ問題があります。審判がハッキングされたら...起こることは目に見えてわかるはずです。
ところで、日本から遠く離れたイギリスでは、ブックメーカーという賭博があり、日本のプロ野球も賭けの対象にされていたりします。お金が絡むと人間は豹変します。ということはハッキングをする・防ぐのいたちごっこになることは必須です。

じゃあネットに繋げなければいいだろとお思いかもしれませんが、現場の人間がシステムをその場で書き換えていたらなど、まだまだ心配はあります。

人間でも八百長してる奴居るだろ絶対!とかあの審判○○贔だ!という意見もありますが、統計学上、八百長や贔屓が原因とみられる異常なデータは出ていないそうです。審判はちゃんと給料もらっている上、八百長をせざるを得ない環境にいる訳ではないでしょう。

また、機械なので、競技団体がその保守費用を出さなければならない。初期投資も含め、元を取るのはアマチュアの場合かなり難しいだろう。

そして、稼働中にいきなり壊れることもありえる。予備も機械にしたら、稼働までに時間が係るだろう。予備を人間にするとしても、だったら元から人間にすればいいと思います。というか審判は職人と同じで、誰かが続けなければ途絶えてしまうと考えられる。

最後に

書いている途中に色々調べて、審判には固有のファンがいるということを理解した。そして私も固有と言うわけにはいかないが、審判のことをすきになれた。だから皆も審判には注目してみて下さい。そして、

やはり野球の審判は人間に限る!

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