ジブリ作品から、魅力的なキャラクター作りの法則を考えてみた。


ジブリ作品。
そのシリーズの素晴らしさと言ったら、私なんぞがわざわざ言葉を尽くすまでも無い。
魅力的な作画。老若男女の心を揺るがすストーリー。
そして、生き生きと魅力溢れるキャラクター達。

今回注目したいのは、ジブリ作品のキャラクター。

どうしたら、あんな素敵なキャラクターを生み出せるのだろう?


海に踊る、金魚の子。森の精と交流を深める姉妹。浪漫と現実渦巻く街に惑う魔女の子。


そうしたら、とある動画を見つけた。
それは、ジブリ作品の考察動画。
配信者の方が、こんなことを言っていた。

女性は強くて怖くて、美しい。


ジブリ作品は女性をそのように考えている、と。
その動画によると、スタジオジブリの女性キャラクターはそれらの要素があるらしい。

ほう、なるほど。
ん? じゃあ逆に考えると。

強さ、怖さ、美しさ……それって、魅力的なキャラクターを構成する要素となるんじゃない?


なるほど、強さ美しさは分かるけど、怖さというのが絶妙なスパイスになっている。

では、私が編み出したその独自のキャラクター創造理論に則って。
じゃあ、男性キャラクターはどうか?
強さ、美しさは変わらないんじゃないかと思う。
そしてもう一つ。
うーむ、なんだろう。
私は考えた。
そして私が大好きなとある漫画のことを考えながら、自宅の近くの川にかかっている橋を渡っていたら、不意に閃いた。


哀しみ、ではないか?


なんか弱さというか……哀愁がある男ってなんか凄い魅力的じゃない?
実際橋を渡っている時に考えていた漫画の主人公は、普段のちゃらけた態度とは裏腹の、悲しい過去を抱えた人物であった。
悲しみを抱えながらも自分の護りたいものを護り、その為には自身が血を流すことも厭わない……その漫画のファンは皆、そんな彼に惹かれているのだ。


魅力的なキャラクターの三原則を最後に纏めておく(尚、その三原則は著者の独断と偏見にまみれている)。


魅力的な女性キャラクターの三原則
・強さ
・怖さ
・美しさ

魅力的な男性キャラクターの三原則
・強さ
・哀しみ
・美しさ


もし良かったら、キャラクター作りの参考にどうぞ。
では、また。 

《終わり》

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