27日目 テストライティングが却下された話
テストライティング却下された
クラウドワークスのテストライティングで納品をした。
やれやれとコーヒーを飲んでいると依頼主からメッセージが届いた。
「文字数がたりません。」
ブラックの味がより苦くなったように感じた。
「なぜだ」
たしかに文字数を数えてはいない。
(これがすでにおかしいのだが、気にしないで欲しい)
だが、その分多く書いたはずなのだ。
条件のところに多いぶんには問題ないと書かれていたのを確認している。
たしかにタイトルなどは引くと書かれていた。
それでもお釣りがくるくらい多めに書いたつもりであった。
なにがおかしいのか・・・。
もらったメッセージをよく読むと
「未記入箇所がある」と書かれている。
未記入箇所?
さすがに未記入のまま提出するはずがない・・・・。
そう思ったが、提出したファイルを自分でもダウンロードしてみたところ、確かに未記入だ。
あぁ書いたと思ったのは幻だったか。
早く書かないとというプレッシャーで精神を病んでしまったのか。
いやいやそんなはずはない。
数日もかけて書いてきたが、書き終わったのはついさっきなのだ。
忘れるほど昔ではない。
メモ帳アプリをもう一度みてみる。
ん?
タブが増えている。
だがそれは関係ないはずだ。
書くときにデスクトップに保存して、毎回それを開いて書き加えてきたのだ。
ファイルが消えるのが怖いので毎回保存も欠かしていない。
タブをすべて見ていくとあった。
完成させたテストライティングだ。
とりあえず消えていないことがわかったので、「手違いで別のファイルを送ってしまいました。」謝りながら再度提出。
完全に僕のミスだ。
だが納得いっていない。
なんで保存したのに空のままなんだ?
僕が書くたびに保存ボタンを押していた意味は?
とにかくこのままでは不便なので解決ほうほうがないか検索してみた。
すると、「無効化」「いらない」「削除」などネガティブなワードが並んでいた。
使いにくいと感じているのは僕だけじゃなかった。
とりあえず「メモ帳で以前開いたタブが出るのを止める方法」にしたがって
『起動時に新しいウインドウを開く』
に変えてみた。
んーこれで解決したんだろうか?
数少ないがメモ帳のタブが便利になったという人もいた。
「タイトルをつけるのが面倒だった」
つまり彼はメモ帳をちゃんとメモ帳として使っている人だ。
テキストエディタとして使っている僕が間違っていると気づかされた。
メモ帳は彼のような使いかたのためにあるのだ。
不便とかいってごめん。
テキストエディタを探す旅に僕はでかけた。