4___児童精神科、予約完了

なかなか書けなかった。あれからバイト先の飲食店で少しシフトインして、すぐに緊急事態宣言2週間延長決定。またバイト無しの時短営業になった。とほほ。古っw

続き、、はどこからか。年末、、引っ越しました。12月22日、他界した父の誕生日に今のアパートに越して来た。前住居の更新時期だったのと、長女と長男に1人部屋をあげると約束していたのもあって、中学から徒歩5分、駅まで徒歩30分以上かかる閑静な住宅街のボロアパート。ちょっと面白いのが、わたしここに幼少期暮らしてたんだ。4歳から小2の途中まで。散々母から暴力を受け、床を転がされながら端まで追いやられた102号室。父が母にキレて壁に穴をあけた部屋は長男ルーム、深夜に2段ベッドの上から滝のような嘔吐をして母を怒らせた部屋は長女ルーム、わたしがガムテープでぐるぐる巻きにされて布団叩きが折れた部屋はマイルームw全然いい思い出の無いこの部屋で、わたしは我が子といい思い出を作りたいと思った。家賃安かったしね。

1人部屋を与えた直後は、友達を呼んだりして部屋を片付けてくれたけど、日常的な整理整頓が出来ない長女。例えば、いらないプリントは破棄したり、ドライヤーやヘアアイロンを使い終わったらコンセントを外すとかしまうとか、まったくやらない。1人部屋にしたら少し自立心が芽生えるかなと期待したのだけど、散らかるだけ散らかり、出したら出しっぱなしで床が埋もれても気にならないんだそう。
わたしは床に物を置くのが嫌いで、いらないレシートやチラシも即捨てたい性分なのでイライラしてしまう。そのプリント1枚1枚仕分けたいんですけどーーー!!みたいなね。

何度か担任やスクールカウンセラーとも面談をして、精神科に連れて行こうとは思っていた。
いずれ、、本人が行こうと頷いてくれれば、、と。でもこのコロナ禍で児童精神科の患者は増えていて、せっかく紹介していただいた病院は初診予約の電話が終始話し中。週に2回2時間しか受け付けてないのに、一生予約取れないんじゃない?って鳴らしては切った。
もう諦めよう!他を探そう!どうせいい病院いい先生と紹介されても、長女が気に入ってくれなきゃ他を探すんだから、ホームページで感じがいいからここにかけてみよう!と、巣鴨にある精神科に電話した。それが先月2月の話。なんとか2月中の予約が取れた。
正直、長女を精神科に連れて行くのは気が引けていた。タイミングをうかがっていたのも事実だけど、根底には「長女を精神科に売るような気がして」いたから。なんて言ったらいいのかな、、他人に委ねるのが恥ずかしいとかじゃないけど、長女からしたら見放された気持ちになるんじゃないか?と。んー、言葉にすると難しいけど、親が我が子に「精神科行こう」って切り出すのって、全然ポジティブから入らないじゃない。ネガティブだから。

やっと予約が取れたけど、なんて切り出そう、、悩んだがストレートに伝えた。
長女はムッと眉間にしわを寄せ裏切られたような表情を真っ直ぐと向けた。瞬時にわたしも落ち込んだけど、冷静に話した。
学校側からも促されてるから行こう、行きたくなければ行かなくてもいい、キャンセルは簡単に出来る、2週間ほど日があるから考えてみて、でも予約を入れ直すのは簡単じゃなく1ヶ月後になってしまう、と。
「やだ行きたくない」と早口でぼやいた。
「行った事がないから行ってみよう?」
そう切り返してみた。長女は興味を持つと探究心が強いのでそこを突いてみた。
そして、合わなかったら先生を変える事は出来るし、嫌なら他の病院を探してもいい、実際1番難しいのは自分に合う医者に巡り合う事だから、と続けた。
「わかった」と頷いてくれた。しかし続けて投げやりに「どうせ行っても話せない、何を話したらいいのかわからない」と言った。それならその通りに言えばいいんだよとわたしは答えた。

前日、長女は緊張していた。明日じゃね?明日じゃね?と。
わたしは長女のリストカットや市販薬過剰摂取とは別に、ADHDなのではないかと疑っていた。項目に見事に当てはまるし、よくADHDだと診断された人の動画を見ると「そう診断されてホッとした、腑に落ちた、安堵した」というポジティブな意見を多々拝見したから、疑心でいるなら相談してみようと思った。長女も自身をそうだと思っていたから。

当日、わたしの方が緊張していたのかもしれない。

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